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サボテン生~サボテンマニアは転生したらサボテンでした ~  作者: アジ
第2章 学校で探し物 前編

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質問の嵐

 

 「ふぁーーーぁあ。」

 ヤベ、7時45分!遅刻、、、じゃないか、、、

 青色の生徒は8時からの授業ではなく9時からの授業だ。学色が上がると得だね!

 俺は朝飯を加熱して口に運ぶ、、、うん美味しい。

 メニューはジャムを塗ったパンと塩味のスープというあっさりしたメニューで朝の胃には優しい。

 食べ終わり着替えをして魔サボテンに水をあげる。

 「あぁ~至福の時間やぁぁ」

 やっぱり、サボテンの水やりは最高だ。このために生きている、、、

 「おっと、、、」

 気付いたら水をあげすぎるところだった。

 危ない危ない、いくら異世界のサボテンで魔物だとしても水のあげすぎで腐っちゃうかもしれないからな、、、

 「あ~変に時間余ったな、、、」

 なんとまだ40分ほど時間が残ってる。

 青色の訓練場は寮から近く、5分ほどで着いてしまう。

 中途半端な時間だな、図書館に行ってもいいけど大した調べ事はできないだろうな、まぁ休日の日曜日になるまでは無理そうだな。

 結構今週の午後はハードスケジュールだし。

 「はぁ、早いけど訓練場に行くか、、、」

 結局訓練場に行くことにした、早起きは三文の徳と言うけれど結局は迷信のようだ。

 


 「おはよ~ございまーす。」

 訓練場に入ると誰もいない。まぁ分かっちゃいたけどね、、、さぁてなにしよっかな。

 しばらく考えた結果、素振りをすることにした。素振りは剣術の基本だからな。

 「ガチャ、キィ、、、」

 素振りをしていると誰か入ってきた。

 「あ、あなた!」

 入ってきたのはフォーリアだった。

 「ちょ、ちょっと!いろいろ聞きたいことあるんだって!」

 「おち、落ち着いて、、、」

 やはり、【竜鱗】とか【炎層】とか使ったのが不味かったか、、、

 「まず、なんであんな魔法の才能あるのに剣道科なの?魔導科の方がよかったでしょ!」

 え?まずそこ?てっきり「あなたもしかして魔物?」とかその辺り聞いてくると思ったぜ、、、

 「えっと、師匠がその、、、ガヴァルって人で、、、知ってる?」

 「し、師匠がガヴァル!?あの『魔法皇帝(マジックエンペラー)』の称号を持ってるっていう?」

 「だから学ぶことがないって訳。」

 どうやら先輩は結構有名人のようだ。

 というか【魔法皇帝】ってなに!?聞いたかぎりではかなりえぐそうな称号だな、、、

 「そうね、あなたほどの実力者ならあり得るわ、、、で、例の鱗は?」

 あっちゃ~、流石にそうだよな。ばれてないはずがない。

 隠しててもしょうがないか、、、

 「あ~、その話なんだけれどもな、、、俺、魔物なんだわ、」

 俺は包み隠さずストレートに伝える。

 「なるほど、で、元はなんて魔物?」

 「魔サボテンだ。今はハイエルフ。」

 「魔サボテン?魔サボテンからハイエルフになったの?あんたねぇ、ふざけないでくれる?」

 「え?」

 わりと真面目、、、いや大真面目ですけど、、、あ、大前提を忘れてた、、、

 「えと、実は俺も転生者なんだ。」

 まぁぶっちゃけただの魔物って方が危険度高いし、転生者ってことはばらしていいかな、、、

 「やっぱり、、、流輝ってあなたの名前よね」

 「そうそう。」

 やっぱり聞こえてたか、、、くそ、ダリウスめ!

 「まぁ転生者だから知能もあったし【吸収】と【進化】を使ってここまで来たって訳、今は【進化】は【スキル統合】になっちゃったけどね。」

 「なるほど、転生スキルでやりくりしてたと、、、」

 「ちょちょ、ちょっと待て」

 「なに?」

 「転生スキルってなに?」

 そんな言葉初耳ですよ!なに当たり前かのように話進めてるんですかぁ?

 俺が聞くと呆れたようにフォーリアが聞き返す。

 「あなた転生スキルのことも知らなかったの?」

 「うん。初耳。」

 「はぁ、転生スキルってのは、転生者に1個だけ生まれつき付いているオリジナルスキルよ。私の場合は【身体強化(MAX)】で、魔力以外のステータスが5倍になるって奴よ。」

 なるほど。

 「へぇ、勉強になったわ~ありがとさん。俺からも質問あるんだけどいい?」

 「いいけど」

 まぁ聞くことは一つなんだけれども、

 「『先代』って分かる?」

 「ごめんなさい。知らないわね。」

 まぁそっか。図書館で探す手間が省けるかと思ったけどしょうがないな。

 「あとなんでお前青色なんだ?上の紫はそんなに強いのか?」

 「いや、私より全然弱いわ。ただ私、2年生とはいっても途中入学で学色をあげる試験が1回しか受けれなかったの。」

 「なるほどね。ありがとう。」

 

 「ガチャ、キィ」

 話が終わり、しばらくすると女子生徒が入ってきた。

 「フォーリア!おはよう!あ、例の一年生君だ。昨日めちゃくちゃ強かったね!」

 「あ、どうも。サヴァルです。よろしくお願いします」

 「タメ語でいいよ。私はアスイ、よろしく!」

 元気な女子生徒だ。フレムスを女子にしたらこんな感じかな、、、

 「ガチャ、、、」

 「おはよ~う、って昨日の一年坊主じゃないか!昨日は殺気立ってすまなかったな。」

 「あ、今日からなんだ。」

 「おはよう~」

 どんどん人が入ってくる。昨日はみんな(ダリウスのせいで)殺気立って分からなかったけど、別に喧嘩も売ってこないし根は好い人達なんだな。

 坊主先輩とは違うな~、と思いながら先輩を見ているとクミラン先生が来た。

 「よ~し、今日からはみんな知っての通り新しい仲間が増えるぞ、まぁ知ってると思うが、サヴァル君だ!」

 そう言うと先生は俺のそばに来て肩に手を置く。

 「よろしくお願いします。」

 俺は空気を読み挨拶をする。

 すると回りの空気も若干和む。挨拶ってどこの世界でも素晴らしい。

 「キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン」

 俺の挨拶が終わり和んでいたらチャイムがなった。やっぱりこのチャイムは気持ちが引き締まるな、、、

 「よ~し、それじゃあ早速今日の授業なのだが、午前中は模擬戦を行い12時から1時まで昼休憩、1時からは模擬団体戦を行う。」

「「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」」

 「よし!じゃぁ私は準備を行うから、それまで各々ウォーミングアップでもしていてくれ。」

 そう言い先生は用具倉庫らしき場所へと消えていった。

 「さて、ウォーミングアップでもするか。」

 先輩の一人がそう言うとみんなは各々ウォーミングアップをし始める。

 俺は剣道に詳しくないし、具体的になにするか分からなかったから柔軟体操でもすることにした。


 「よ~し、準備が終わったぞ~。早速だが対戦表を配るからな~。」

 準備が終わった先生が対戦表のかかれたプリントを配り始める。

 どれどれ、、、俺は初戦はキリウォン先輩という人と戦うらしい。

 俺のスクールライフはいよいよ本格的に始まった。

次は明日更新です。

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