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サボテン生~サボテンマニアは転生したらサボテンでした ~  作者: アジ
第2章 学校で探し物 前編

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1年後の俺達

新章突入!

 

 1年後


 俺は『先代』の言われたとおりレベルアップをするため、近くのダンジョンをガトやガディンと一緒に潜り倒している。

 そうそう、ガトの犬小屋の製作を帰宅後に行い、今では寝相による破壊行為はなくなり、立派な番犬となっている。

 ガトについてなのだが、、、持ち前の爽やかさを武器にして、スライムゼリーの販売などをしてもらったり、ダンジョン攻略を手伝ってもらっている。

 そして今日は、、、

 「「「「「「おめでと~!」」」」」」

 ガトの結婚式だ。

 しかもなんと相手はあのサリニアだ!

 ガトは俺の家に住み始めてからしばらく立ち、なんだかいい感じになってんな~なんて思ってたらサリニアがガトと一緒に、「できっちゃった、、、」って言い出すんだもん。

 つまりできっちゃった婚ってやつだな。

 俺(俺とガト)はその後、スライムゼリー店での繋がりを使ってこの世界の結婚式についてだったりを調べてお金を集め、やっとの思いで今日結婚式を挙げた。

 「こんにちは、息子のガトが世話になってます。ガト母のキリーレです。」

 「いえいえ、僕の方がお世話になってますよ。」

 ガトの両親は結婚式に来ることができて、おそらく奥の方で酒飲みながら泣いてるエルフの青年が父親だろう、母親も若いし、この世界のエルフもやはり長生きなのだろうか。

 「サー兄ちゃん!あれなに?食べたい!」

 テトテトとサリビアが歩いてきてそう言う。家にいて遊んだり、色々喋るようになってからは『サー兄ちゃん』と呼ばれるようになった。ちなみにガトは『ガー兄ちゃん』と呼ばれている。ガディンは『わんちゃん』。

 「そっか、あれは、、、その、辛いやつだからやめといた方がいいと思うぞ、」

 サリビアが食べたいと言っていた物は俺の作った料理、簡易キムチだ。

 作り方はメラスライムを潰した液体に野菜を浸けるだけ。後は1日放置という俺でもできる簡単料理、だが辛すぎて食べれない人もいるため売ってはいない。

 「「サヴァル(君)!」」

 俺を呼ぶ声の方向を見ると、ウエディングドレスを着たサリニアとガトがいる。

 「あの、その、、、ありがとう、、、働いてる身なのに、結婚式のお金を出させちゃって、、、」

 そう!この結婚式のお金、俺が半分出している。王都教会予約費、ドレス費、料理費、、、、もろもろ含めて金貨200枚ぐらいになった。結構高い。

 まぁ赤竜のお陰で金がじゃぶじゃぶあるから出せたんだけど。

 「そこでなんだけど、、、お礼と言っちゃあれなんだけど俺がお前の分レベルアップをするからさ、例の学校、、、行ってみないか?」

 「え?あ、、、え?学校?」

 「そうだ。学校だ。図書館が広いっていう例の」

 「いいのか?」

 結婚式のお手伝いしただけでこれはちょっと、厚待遇過ぎるって言うか、、、

 「あぁ、ただガディンは少しパーティーに組ませてくれないか?前衛がいるとなかなかにありがたい。」

 「いいけど、その、お前はいいのか?」

 「あぁ。恩返しだから6年間頑張るぞ。」

 あ、その学校6年まであるんだ。『先代』怒らないかな?まぁいつ会うか分からないしいっか!

 「え~それでは花嫁と花婿は、壇上に上がり、、、」

 「おっと、呼ばれてるな。家に帰ったらゆっくり話そう。」

 「あぁ」

 俺が返事をするとガトはサリニアの手を引き、壇上へ上がっていった。俺がみてきた中で最も素晴らしい結婚式だった。


 「学校についてなんだけど、、、聞きたいことはある?」

 式が終わり3日後、家に着くとガトは学校の話の続きをして来る。そんな焦らなくてもいいのに、、、

 「あぁまずその学校の教育システムってどんな感じなんだ?」

 まずはこれが分からないと話しにならない。

 「あぁ、例の学校は何歳でも入学可能で、魔法を極める魔道科、剣術を極める剣道科、弓を極める弓道科、体術を極める体術科、歴史、学問を極める知識科があるんだ。」

 「それで?」

 「そしてそこで6年間その科の授業を受けるんだ。もちろん例の図書館も使用できる。」

 「で、どこの学校なんだ?」

 「それがなんと!この国の王都だよ!」

 え?そうなの!意外と近い!

 「入学手続きはあと1ヶ月だよ!明日にでも王都に行こう!」

 「そ、そうだな、、、」

 いつもにましてガトが強く進めてくる。よっぽどいい学校なのだろう。

 ということで、1ヶ月後に、学校に通いに行くことが決まった。

 分裂体でレベルアップすればいいじゃん!

 しかし彼の分裂体は彼から一定距離はなれるといなくなってしまいます。今こじつけました。

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