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サボテン生~サボテンマニアは転生したらサボテンでした ~  作者: アジ
第1章 サボテンライフ、サボテン集め

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赤竜討伐 ~ガディン~

 

 朝

 「ふぁぁ。良く寝れた。」

 「zzz,,,」

 おや、朝早起きしすぎたかな?時計を見るとまだ5時ぐらい。6時に出発予定だから普通ぐらいだったようだ。

 「おい!ガト!起きろ!」

 「zzz…」

 隣のベットでスヤスヤ眠るガトに話しかけるが眠り続けている。

 「…」「ゆさゆさ」

 「…zzz…ふぁ!お、おはよぅ」

 無言でゆするとやっと起きてくれた。先輩よりはましだがこいつも大分朝が弱いな。あ、こいつの遅刻理由って寝坊?

 「おい、もう5時だから顔洗って着替えてこい。下で飯作っておくから。」

 そう言って俺は宿屋の庭を使って豪快な肉料理をするため、ガトを部屋に残し庭を借りに行った。


 「よし!登山出発!」

 6時、ついに念願の登山へ出発。

 「おっと!道がごつごつしていて危ないね。これじゃあ人力車もガディンも使えないや。」

 「確かにそうだな。」

 つまり歩きになるってことか。

 けど、登山と言っても中腹までだし、かかって3日、いや2日といったところだ。

 「よし、じゃあ魔物がいたら教えてくれガト」

 「分かったよ!サヴァルくんもなにかあったら教えてね。この火山数年に1回噴火するって聞いたし。」

 「ふ、噴火?」

 「うん。それも毎回かなり大規模な噴火なんだってさ。まぁいざとなったら土魔法で地中に避難だね。食料もマジックバックにあるし、酸素も魔法でなんとかなりそうだし。」

 「あー確かにそんな魔法あったような気がする。」

 確か『酸素生成』というわりと初期で先輩から習った魔法だ。

 何に使うんだろうとは思ってたけどそういうことだったのか。

 「まぁ、なにかあったら伝えるよ。」

 俺達の登山は始まった。


 2日後

 なぜか山に魔物はいなかった。だから安心して登山できたのだが

 「帰る?サヴァルくん?」

 「けどすぐあそこにあるんだよ…」

 「相手が悪かったよ。まさかこんなところにいるなんて思ってなかったんだもん。」

 そう、ここは登山道の中腹。

 ついさっき火魔サボテンを見つけたのだが、、、

 「グギャアァァァァァァァァァァァアアアアアアアン」

 最悪なことに、なぜかいるのだ『赤竜』が。

 「無理だと思うよ。流石にSランクはね?」

 「分かってる。けど…」

 確かに勝算は1割ほどだろう。

 しかし、サボテンが目の前にあるという真実

 「俺は行く。だけどあくまでも個人でだよ。いてくれたら心強いが、、、」

 「僕は行くよ。家も家主がいなけりゃ住めないしね。」

 「いやそこかよ!けど、ありがとう。」

 「とりあえず作戦会議でもしよっか。」

 作戦会議が始まった。

 

 「『ダスト』」

 「ギャウゥ」

 「よし!効いてる!いけるガディン!」

 「バウ!」

 ガディンは『ダスト』で動きが鈍った竜に飛びかかる。

 「ギャン!」

 不味い!尻尾攻撃がくる!

 「バコーン」

 ガディンは上手く空中で身をよじり攻撃をかわす。

 「ワン!」

 「ガキッ!」

 ガディンの、、、なんだっけ?爪を鉄みたいにするスキルが背中に炸裂。

 空中からの落下スピードも加算されたが鱗が一枚とれた程度。

 「『角放』!」

 俺は命中力の高い『角放』の周りにアシッドボムの毒を塗りつけた物を傷口に発射する。

 「ギャン!」

 「ボォォォ」

 「グチュ!」

 炎を吐いてきて毒は蒸発して無効になってしまったが、傷口は広げた!

 気づいてはいるとは思うが作戦は、ガディンが前線で竜の注意を引き付けて、俺は中距離からガディンのカバーと、毒魔法で傷口に攻撃、ガトは後方から俺とガディンが避けられない攻撃が来たとき全力の矢を放ってもらい、攻撃をそらしてもらったり、注意をひいてもらう。

 「くるよ!」

 ガトがそう忠告すると相手は3メートルほどの火球を俺に向かって放ってくる。

 「『水土壁(ダブルブロック)』」

 俺は水魔法と地魔法の混合魔法で防ぐ。

 「お返しだ!『土球(アースボール)』」

 俺は1メートルほどに玉を調整して竜に放つ。

 「ギャン!」

 「バコーン」

 「ギャ?」

 竜が尻尾で土を破壊すると中から紫色の液体が降り注ぐ。

 そう、毒だ。これだけたくさん降り注げば傷口に当たるだろう。

 「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアン!」

 「シュアァァァァ!」

 危険を察知したのか竜は全身を震わせて熱を発生させた。

 そして降り注ぐ毒をすべて蒸発させた。

 あれ?動かないぞ!反動か?

 「いまだ!『アシッドボム』!」

 「シュア」

 余熱で蒸発?とんでもねえな。

 「蒸発した!液体系は無理だ!反動で動けないっぽいから土魔法で攻撃しよう!」

 「、、、」

 「ガト!」

 おかしいと思いガトのいた方向を見るとなぎ倒された木と木の幹に寄りかかり血を流しているガト。

 「ワン!」

 「え?」

 「バコーン」

 一瞬で風景が流れる。

 気付けば木に寄りかかって倒れていた。

 いったい何が?

 そう思い顔を上げると2匹の竜に囲まれているガディンが目にはいる。

 そっか、竜の奇襲にやられたのか、てか強いのに群れるなよ,,,

 「ごぼっ、ガディン!」

 「バウ!」

 ガディンは全速力である場所へ向かう。マジックバックだ。そして中から土魔サボテンを取り出す。

 「もういい!ガディン!逃げろ!」

 俺は使いたくなかったが分裂体を出しガトとガディンを下山させようとさせる。

 「バウ!」

 ガディンは何を思ったのかサボテンを食べた。

 その瞬間、、、白い光をガディンをつつむ。

 目を開けるとそこには手足に刺が生えたガディンがいた。

 「いったい、何が?」

 え?サボテンを食って進化?意味が分からない。

 「か、鑑定」

 【ステータス】

 名前 ガディン

 種族 地刺魔犬LV150

 HP 10215

 攻撃力 14543

 防御力 8912

 スピード 16883

 魔力 12654

 固有スキル 砂上移動UP(30%) 超嗅覚   

 反撃刺(土) 

 スキル 剛爪 剛牙 身体強化(中) 地魔法(聖級)


 「おいおい、、、」

 ガディンは本当にサボテンを食べたことによって進化したっぽい。

 地魔法(聖級)なんて俺でも使えないのに、、、

 「アオォォオオオン!」

 倒れていた(放熱のせいで)竜に向けて鉄の刺のようなものを乱射するガディン。

 「ドス」「ドス」「ドス」「ドス、、、」

 極太の刺が竜に刺さる。

 「ギャン!」

 しかしもう片方の竜がそれを黙って見るわけはなくガディンに攻撃を放つ。

 「ゴホッ、こっちだぁぁぁぁああ!『毒刃』!」

 「バヒュン!」

 「ギャウ!」

 もちろん火を吐かれ蒸発させられる。そしてついでかのように分裂体(ガディンを抱えていた方)も焼き殺される。まぁガディンを守ってやれたから目的は達成できた。

 しかし

ダメだ、援護したところで、、、ガディンが進化したところであいつらには勝てない。

 ヤベェ、一匹なら勝てたのに、、、

 そんなことを思っていると頭のなかに情報が直接入ってきた。

 (進化 エルフ(刺)(草)(毒)→ハイエルフ(刺)(草)(毒))

 何でかはわからないが俺も進化できる。

 ん?進化、、、

 あ、俺の強さで進化できるならダリウスはハイエルフだったのか、、、嘘つきやがって。

 俺は進化するかのチャンスなのにどうでもいいことを考える。

 とりあえず勝機は少しずつ見え始めた。

 そして俺は(YES)と念じた。

 作中には書いて無いですが、ガトは分裂体によって下山しています。

 明日出す予定ですが、サヴァルも進化も書けると思います。

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