日常
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「たっだいまー」
俺は帰ってきて超ご機嫌。
行きと違って竜とかと戦わなくて良かったからな。
「たっだいまー、じゃないのよ。今何時だと思ってるの?サルビアはもう寝てるのよ!」
「あ、え、すみません、、、これでなんとか、、、」
俺は金貨1枚を差し出す。頼むこれでなんとか、、、
あ、金貨とられた。交渉成立か、、、
俺は部屋に行きとってきたサボテンを並べ、眠りについた。
「はいはいはい、起きて~」
サリニアが無理矢理起こしてくる。家にいるときはだいたいこうだ。
働くか、、、
俺は昇格した報告も兼ねて冒険者ギルドへと向かった。
「ギャァァァァァァアアいたいいたい~」
「ありがとぉぉおおおサヴァルゥゥクゥゥン」
俺は今ギルドマスターに抱きつかれている。いや、加齢臭!尋常ではない加齢臭!
それに力も強いし!
「ぎみがいなげれば、ぼぐがギルドマズダーがらおろされてたんだよ」
え?あ、そうなのか!そりゃ抱き締めたくなるわ、、、やめてほしいけれど。
「困ったら何でも聞いてくれ、、、」
うわ、泣き止むの速いな。
ん?困ったこと?
「じゃあ、ギルドマスターさん、、、魔サボテンに関する書物ってないでしょうか?」
「わかった。君の頼みなら探してみよう。君は毎日ここへ来るだろう?」
「はい」
「じゃあ見つかったら呼ぶから毎日忘れずに来てくれ。」
「分かりました、ではよろしくお願いします」
「こちらこそ。」
俺はギルドマスターと約束をしてクエストの場所へと向かった。
俺は冒険者ギルドを出てすぐに砂漠へと向かう。
今日はホーンラビットの特殊個体、デーモンラビットを討伐する。
たかが兎だと思っていると痛い目を見る魔物で、大量のホーンラビットを使役し襲ってくるとんでもない魔物だ。
作物を食い荒らすため、早急に討伐しなければいけないため金貨2枚と言うとんでもなく高い報酬。
まぁ、報酬が報酬だから毎年新人が調子乗って討伐しに行くから、足元すくわれて怪我人や、下手したら死者が出る、
おっ、ホーンラビット、、、
デーモンラビットの見つけ方は簡単。ホーンラビットを見つけてあとは追いかけるだけ。
ホーンラビットの後をついていくと、地面の小さい穴に潜っていった。
こいつら地面に住んでたのか、、、
回りを見ると大量の穴。
とりあえず回りにある穴を土魔法で全てふさぐ。
そして2つだけ穴を空いたままにさせて、片方に水を流す。
そうすると、あら不思議もう片方の穴から兎がたーくさん。
しかし、ホーンラビット達は俺の分裂体にことごとくやられていく。
この調子で黒兎が出てくるまで耐久だ。
3分ほどたっただろうか、、、黒くて羽の生えたでかい角を持つ兎が出てきた。しかし、水攻めにより衰弱しているのかそれほど強くない。簡単に分裂体が仕留めた。
それを見届けると俺は水攻めを終了する。
ホーンラビットがいなくなると初心者冒険者の仕事が減るからな。
俺は少しだけデーモンラビットを吸収し、冒険者ギルドへと帰った。
兎の焼き肉を食べながらね、、、以外と美味しいんだぜ?
「デーモンラビットの討伐終わりました。」
「はい、確認しました、、、報酬の金貨2枚です。」
俺は報酬を冒険者ギルドで受け取り家に帰る。
しかし町に帰る途中近道の路地裏であるものを発見した。
竹箒が微かに動いているのだ、何なら浮いている。とりあえず攻撃してみるか。
「ウィンドカッター」
「ギャッ」
しゃっ、喋った!箒が喋った!
「何するんですか!!せっかく魔力ためてたのに!」
しかも流暢に!すらすらと!こいつ気持ちわりいな。
【鑑定】
下級霊(憑依タイプ)
下級霊なのでたいした魔法は使えない。
未練を残した人間が行き着く姿。
物理攻撃は効かない。
霊!ゴースト!まぁ異世界だし存在するか、、、
「で、魔力を貯めてたってどう言うことだ?」
自分でも少し悪いとは思っているが、悪びれることもなく俺は聞く。
ここで油断して死んだやつを何人も知っているからな、、、漫画とかで。
「未練を果たしたから天国行こうとしてんです、、、」
この世界は天国があるのか!死んでも安心だな。死なないようにするけど。
しかしこいつが嘘ついている可能性もあるからな、、、わからん。
「それが、かくかくジカジカなんです。」
下級霊は目?に涙をためながら話し始めた。
「うっ、グズッ」
俺は話を聞き終えた頃号泣していた。
俺の聞いたなかでの人の人生の中でかなり、、、いやトップクラスで悲惨なものだった。
彼は、いい家庭を築いていたのだが、仕事先の商人の新しく雇った用心棒に強盗と間違って殺され 享年32歳
彼は子供と妻が元気かが気になり未練が残り、たった今未練を果たし、空の上にある天国に向かおうとしていたらしい。
「これで嘘ついていないってわかりましたか。」
「あぁお前を信じるよ。」
俺は箒を拾い上げて家へと持ち帰った。
「何でこんなの拾って来るんですか!」
俺は、今サリニアに帰宅早々叱られている。
「サリニア!こいつ飼っていい?」と聞いたらこの様だ。だが俺はこいつを諦めたくない。
「わかった。四六時中俺の分裂体に見張らせるから!」
「・・・、わかったわ。」
少し納得しないような声だったがなんとか許可してくれた。良かったぜ。
あれ、この家って俺の家だった気が、、、まぁ細かいことは後ででいいか。
俺は、箒を自室に持っていく。
「良かったな」
「あぁ。彼女、とんでもなく怖いですね。」
「あぁ。間違いなくこの家で一番怖いよ。ところで何だが、天国ってどうやって行くんだ?」
話を聞くと天国は霊が一定の標高に達すると行けるらしい。ちなみに生きているものがその標高に行ってもなにも起きない。
未練が残ったやつは自力で昇天してこいって仕組みらしい。
一通り理解すると俺は眠る必要はないが暇になるので、眠りにつくためにベットに入る。
箒は、魔力を貯めるため活動を停止する。
俺達はどちらも寝る必要はないのにお互いの目的のため眠りについた。




