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サボテン生~サボテンマニアは転生したらサボテンでした ~  作者: アジ
第1章 サボテンライフ、サボテン集め
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昇級試験


 俺達は杖を買ったあと家に帰った。

 家で寝る前杖を鑑定した。


 【鑑定】

 緑竜(グリーンドラゴン)の爪で作られた高級杖嵌められている宝石は高品質の翡翠

 【草魔法威力UP】

 グリーンドラゴン、、、これって結構お高いんじゃ、、、、

 俺は金持のすごさを実感しながら眠りについた。


 次の日

 俺はランク昇級試験を受けるため冒険者ギルドに来ている。

 集まっている50人ほどの冒険者。

 半分はBランク冒険者で半分は試験を受けに来た人らしい。

 「集まってくださりありがとうございます冒険者の皆様。王都冒険者ギルド、ギルドマスターのコルディスです。」

 へー、コルディスって名前だったんだ。

 「ちょっとサヴァルくん?こっちへ、」

 俺は、言われるがままにギルドマスターのもとへ行くと袋を3つ渡される。

 「後日渡すと言っていた報酬です。一袋金貨450枚入っています。」

 「あ、はい。」

 俺は金貨を受け取り、その場を離れる。

 「では早速試験内容です。今集まっているBランクの冒険者さんは、Bランクの実力にそぐわないと思われいる冒険者のかたで、他の冒険者さんはBランクになりうる実力と推定されている冒険者です。」

 うわ、今集まってるBランクの人恥ずかしいな。

 「では、今からA級モンスター(B級に近い)と戦ってもらい、5分以内に血を出すことに成功したらBランク昇級。流せなかったらランク降格もしくは昇級失敗となります。それでは外に行きましょう。」

 しばらく歩いて砂漠に出た。

 そしたら大量の下級竜(レッサードラゴン)が鎖に繋がれている。

 どうやら、こいつらと戦うらしい。

 「ではまずサヴァルさん。」

 「はい!」

 早速俺かよ、若干ドラゴンにトラウマあるけど頑張るか、、、

 「では、、、初め!」

 合図と同時に結界が張られて、ドラゴンの鎖がはずされる。

 「グギャン」

 一鳴きすると回りに火の玉が6つ出現する。

 「【水壁(ウォーターウォール)】」

 全ての火の玉を防ぎつつ、

 「【土盾(アースガード)発射(ショット)】」

 お気づきだろうか?、そう!先輩の見よう見まねだ。

 やっぱり憧れの人の技って使ってみたい。

 小学生が、か○はめ波撃つ真似してるのと一緒だな。

 「ザシュ」「ボトン」

 「「「「「「「「あ」」」」」」」」

 え~と、首が落ちた。

 血が出たら合格?うん。グロいくらい出てます。

 俺は一瞬で合格して、帰宅した。

 

 「先輩ただいま~」

 「流輝くん忘れ物したの?」

 「いや先輩それがかくかくじかじかでー」

 俺は先輩に昇級試験で起きたことを話す。

 ついでに金も渡した。

 「う~ん、流輝くんはAランクに近い方のBランクだしね」

 へー。そうなのか。

 「俺から言わせてみれば、杖が強かっただけじゃね?」

 と、ダリウス。お前は否定しかできんのか、、、

 「まぁ。結果が出る明日までゆっくり休みな。」

 ありがとう先輩、、、。俺は先輩の懐の深さに感動しながら眠りについた。


 次の日

 「え~とでは昇級した方を読み上げます。」

 俺は冒険者ギルドに来て合格者発表を聞いている。

 まぁあれだけブシャブシャ血を出したから合格だと思うけどね、、、

 「クルトさん、サヴァルさん、スミスさん、、、」

 あ、今呼ばれた。

 合格した人は、全員呼ばれたあとにギルドマスターからBランクの会員証をもらう。

 俺はもらったあとにすぐ家に帰り残りの1日をサボテンの世話へとついやした。


 「先輩!ありがとうございます。」

 俺は、先輩に別れを告げる。

 そろそろ帰らないとサリニアの給料が未払になってしまう。

 「じゃあね流輝また来てね」

 「はい!先輩!」

 「電竜ソロ討伐してからこいよ。」

 ダリウスがまたふざけたこと言ってやがる。

 あれをソロ討伐なんて人間に出きることじゃねえよ。いや、魔サボテンだから俺は魔物か、、、ん?けどエルフだからギリ人間?

 「ふざけたこと言うんじゃねえ、あれに勝つなんてムリだよ。」

 結論、人にも魔物にもムリ!

 「では、また今度会いましょう。」

 「うん。」

 「お前が生きてたらな。」

 一人余計なこと言ってるやつがいるが無視だな。

 俺は、王都を出て帰路へとついた。

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