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サボテン生~サボテンマニアは転生したらサボテンでした ~  作者: アジ
第4章 準備の10年間

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レッサードラゴン【特】


 「なんか久々だなぁ…」

 俺は冒険者ギルドに入り依頼をざっと見てみる。

 「おっ」

 俺が見つけたのは『レッサードラゴンの群れの討伐』という物。

 ちょうどレベルアップにはもってこいな依頼だ。

 そして俺は時間が余るのを見越してブラックゴブリンの群れの討伐依頼ももって受付する。

 「あなたのランクは?」

 え~と

 「Bです。」

 すると受付の人は怪訝な顔をする

 「ちょっと厳しいんじゃないでしょうか?」

 「外の魔物が仲間ですからなんとか…」

 と、俺は屈強なガディンを受付に見せる

 「まぁ、危なそうでしたら引き返してくださいね。」

 「はい!」

 上手く受付を言いくるめて俺は冒険者ギルドを後にした。

 やっぱりランク上げしとくべきか?


○ ○ ○          ○ ○ ○

 

 「ガディンストップ!」

 俺はレッサードラゴンの群れがいるという砂漠の地点に到着する。

 「あれなんかレッサードラゴンじゃないやついない?」

 よく見ると一回りでかいやつが...

 「【鑑定】!」


 【鑑定】

 レッサードラゴン【特】

 レッサードラゴンの中でも極めて頭が良く強い特別変異した個体。特に頭の良さならファイヤードラゴンなどのドラゴン種をもゆうに越える。

 他のレッサードラゴンを指揮することがある。


 「へー頭がいいのか…」

 なかなか厄介そうだな…

 「頭がいい?」

 俺はガディンを見る。

 確か俺はこいつに上下関係を戦いで覚えさせてテイムしたんだったけ?

 つまりレッサードラゴンならまだしもこのレッサードラゴン【特】ならわんちゃんテイムできる?

 「ガディン、あのでかいのは殺すなよ。」

 「バウ!」

 そして俺は周りに誰もいないのを確認してスキル【分裂】を使い2人になる。

 さて、いくか。

 俺はレッサードラゴン達の前にもうダッシュしてスキル【突進】で一匹レッサードラゴンをぶっ飛ばす。

 多分実力を思い知らせないといけないわけだから言い方は悪いが残虐に殺す必要があるな…

 俺は弾き飛ばされたレッサードラゴンに分裂体をけしかける。

 分裂体は容赦なく頭に雷魔法で【雷撃拳(ライゲキケン)】を拳にまとわせ殴り付ける。

 「バギャン!」

 「ブシャァァァァア!」

 殴った瞬間レッサードラゴンの顔が消し飛び首からちが吹き出る。

 残ったレッサードラゴンは特殊個体を含めて8体。

 やはりワンパターンじゃ怖がらないかもしれない。

 「ガディン!」

 「バウ!」

 ガディンが吠えると地面から硬質化した土トゲが1匹のレッサードラゴンの頭を✕状に貫く。

 「ガァァ!」

 ガディンは吠えながらレッサードラゴンの方に突っ込み腹を切り裂く。

 それはまるで豆腐のように…

 飛び出る内臓。吹き出る血。

 「バサバサ!」

 気を取られていると残ったレッサードラゴンは飛び立ち逃げようとしている。

 「マズい!」

 すると分裂体が弓でレッサードラゴンの翼を貫く。

 「ふん!」

 俺は風魔法を使って跳躍し木刀で一匹の首を一刀両断。そして印象を残すように【水砲(アクアキャノン)】で首のない体に穴を開ける。

 「ギャァ!」

 すると後ろにいたもう一匹のレッサードラゴンにも当りそうになったからあわてて風魔法で相殺する。

 「あぶね」

 残り5体になったところでレッサードラゴン達に異変が起きる。

 なんとレッサードラゴン達が仰向けになったのだ。

 「くるぞ!」

 俺は分裂体とガディンを1ヵ所に集め草魔法で防御を展開する。

 「?」

 しかし何も起きない。俺はレッサードラゴンの様子を確認するとまだ仰向けになっている。

 「これって…【鑑定】」

 

 【鑑定】

 【ステータス】

 種族 レッサードラゴンLV79

 HP 2332

 攻撃力 2622

 防御力 1904

 スピード 2532

 魔力 1802 

 スキル 鉄爪 鎧鱗 飛行


 ス、ステータスが見れる…

 どうやら特殊個体だけじゃなく通常の個体もテイムできたっぽい。

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