スライム祭 ナックル
「よ~し、スライムはこんな感じでいいかな。」
俺はスライムゼリーを超大量にこしらえてガディンとジョニアスと町へと向かう。
「今日はなにをするんですか?」
「ん?今日は久々に帰ってきたし、昨日の夜に狩ったスライムでゼリー作って売ろうと思ってな、ちょうど冒険者業も本腰いれたいし資金稼ぎにな…」
「なるほど!では私は手伝いですね!」
「そうだな、おっ、ガディンここでいいぞ」
俺はいつもスライムゼリーを売っていた場所へと到着する。
なんか数ヶ月いなかっただけなのにめちゃくちゃ懐かしい。
のほほんとしていると周りの人が集まってくる
「お兄さんまたゼリー売るのかい?皆待ち遠しかったんだよ!」
「えぇ!そうなんですか!今日はたくさん作ったので安心してください!」
そうして俺達はゼリー売りを始めた。
○ ○ ○ ○ ○ ○
「ふぅ、閉店でーす!」
俺達は昼頃に在庫が切れたため閉店することにした。
かなりの売り上げがあって今日だけで金貨20枚ほどもうけられた。
昨日夜スライムにたくさんフルーツを食わせたかいがあったってことだ。
俺は店の片付けをしているジョニアスを見る。
「あ、そうだな…おい!ジョニアス!」
「はい!何でしょうか?」
ジョニアスは手を止めてこっちに駆け寄ってくる。
「お前も冒険者ならやっぱり武器が必要だと思ってな…帰りに町の武器屋によるぞ。」
するとジョニアスはめっちゃ幸せそうな顔をしていた。
○ ○ ○ ○ ○ ○
俺とジョニアスは武器屋に来て武器を見ている(ガディンは店の前で子供と戯れている)
「まぁ、お前はパンチだったりだからメリケンサックとかか?」
「まぁそうなんですけど、回復魔法でいちいち手を治すのももったいないので手全体をおおうようなグローブ的なものがいいかと…」
「なるほど...」
となると騎士とかが着けてるグローブ系がいいのか...
「おっ!これとかどうだ?」
俺が選んだのはダンジョン産の高品質な合金にホーンラビットの上位種の角が付いているグローブ。
「いいですね!ではこれでお願いします!」
「おっけい、…でもお前服はそのままのわけにはいかないだろ?」
俺と模擬戦した時もそうだったのだがジョニアスはなぜかずっと黒色のメイド服みたいなのを着ている。
「それは、ガト様にも言われたため私の草魔法で大量の魔力を練り込んで作ったものなので大丈夫です」
「へぇ、【鑑定】」
【鑑定】
ジョニアス製メイド服
草魔法である【繊維操作】で大量に魔力を込められて作られているため頑丈
【防刃体制】【魔法体制】【超伸縮】
ほんとだ…
「すごいな、俺も作ろうかな…」
「では!私が今日サヴァル様のために最高の一品を仕立て上げます!」
あまりの気迫に
「お、おう…」
と俺は返す。
「はやく!会計に!」
そうしてジョニアスに急かされ家へ帰るのであった。
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