とりあえず確認 ジョニアス
「ふぅ、ここまで来たら大丈夫だろう…」
俺はあのあと飯を食いながら、お互いの現状報告をしあったのだが、(もちろん先代のことも話した。)どうやらガディンもかなり強くなっているとのことなので実力をはかりに町から離れた砂漠へとやってきた。
「よし、じゃぁまずはジョニアスからだな。全力でこい!」
「はい!そう言うならば全力でいかせていただきます!」
そういうとジョニアスはまっすぐこちらに向かってくる。
が、遅い。そもそもレベルはかなり近いが、俺は【称号】のお陰でレベルアップした時にステータスの上がりが良くなってるおかげで、スピードは2倍近くある。俺と比べたらお粗末といった感じだ。
だが念のため【視力強化】を使って余裕をもってかわす。
するとジョニアスは地面に手をつく。
すると地面からするすると木が生えてきて…
「うっ!」
見事に幹で拘束される俺。
どうやら避けられるのを前提で草魔法で拘束してきた。あとついでに杖も落とした。
「ふん!」
俺は風魔法の【風刃】で切り裂いた…が、すぐに切れた部分がくっつく…
こんな芸当俺にも…
「驚きましたか?」
するともうすでに俺の目の前にジョニアスが…
どうやら俺の腹に一撃お見舞いするつもりだ…まぁ格の違いを見せてやるか…
(【剛力】【竜鱗】土魔法【岩防具展開】水魔法【水盾回復魔法【身体強化】草魔法【木武装】)
俺は念には念を入れて魔法を重ねがけする。
「ふんっ!」
拳が俺の腹にとどこうとする…
「バキッ!」
「バチャ!」
「ガン!」
「ギャリ!」
俺は【視力強化】で見ていた…次々と俺の魔法が崩れ去っていくのを…
そうしてついに残るは純粋な俺の肉体(とはいいつつ身体強化はかかっているが)
「バキバキ!」
俺の腹から嫌な音が…
そう、俺の腹は見事に骨が折れまくっていた。
そして遅れて痛みが…
「くっ!」
「はぁ!」
だが俺が痛みに悶えるところを追い討ちの連続パンチ…
「ガハッ!」
おかしい、そう、おかしいのだ。まぁ俺の防御力を貫通できるのはわかる。
だが俺を固定する木がその力を受けても折れないのだ。
「グフッ!」
マズい、マジで死ぬ。
俺はとっさに【炎層】を使って攻撃をやめさせる。
「ふん!」
また、【風刃】で切ってみるがすぐに再生する。
「くそ!まぁしょうがないな…」
今のところどうしようもないから仕方がない。
これをなんとかするより今の状況のまま倒すことに専念しよう…
「せいっ!」
俺は迷いなく【毒魔法】の【毒刃】を使った。
頑張って避けようとするがすぐにふらつく。まぁ、今回は毒を調整して即効性の睡眠剤にしたから
「うっ…」
「バタン」
俺はもう一回【風刃】を使ってみる。
するともう木が回復する予兆はない。やはり種があるんだな…
俺は眠っているジョニアスをみる。
そして思う、
(なんか俺ってダサいな)
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