慈愛
「ただいまー」
「お帰り~サー兄ちゃん!」
駆け寄ってくるサリビアちゃんに思わずにっこり。家って素晴らしいな…
「お帰りなさいませ!」
おっ、ジョニアス…って、ええ?
玄関前に立つジョニアスの姿に俺は驚愕する。
別れた時はまだ子供みたいな背丈だったのにもう身長は160ほどあるし、緑色にピンクの髪が一房から、ほとんどピンクでまだらに緑、という髪色に変化している。
「えぇ、ちょっ、えぇ…」
俺が驚いて、ジョニアスをまじまじと見ていると奥からガトとサリニアが出てくる。
「驚いたでしょ!レベルアップしてもうハイエルフだよ!」
「ハイエルフ!?」
ちょ、レベルは?
「【鑑定】」
【鑑定】
名前 ジョニアス
種族 エルフ(草)(棘)(回復) レベル287
HP 32004
攻撃力 44310
防御力 30211
スピード36322
魔力 40339
スキル 再生 光合成 吸収 回復、草魔法(聖級) 火、水、風、地、雷 拳術LV31(破拳流)回復、草魔法詠唱破棄
称号 主人に近く(進化した際ドライアドではなくエルフに進化する。)
うむ、なるほど…強くなりすぎ!
「うーん、まいったな、これじゃ俺殺されちゃうんじゃない?」
いくら何でもレベルアップの仕方が異常だ。
「まぁ、ジョニーちゃんはちょっと戦いかたがね…」
ほう…戦い方…
「というと?」
「まぁ、ジョニーちゃんって回復魔法が上手じゃん?」
「だな、」
「まぁ、何というか…拳を砕く勢いでぶつけて、すぐに回復…っていうか…」
「ちょいちょいちょい!」
当の本人は俺の前でニコニコしている。
お前、そんなえげつない戦い方してたのかよ…
「しかも、サヴァル君と同じで1日中動けるから、夜中は狩りに行き出して…」
「おぉーい!いつからそんな…」
「はい!サヴァル様の力になりたくてっ///」
いや、その結果が夜も戦いに明け暮れるバトルジャンキーかよ…
「いいか…自分の体を大切にするんだ…いいな?」
「はい!」
「ちょっと!もう昼ご飯できてるんだけど?」
そう呼ぶので俺はご飯の時間にすることにした




