再会
「ふぅー、久々の情報集めか…」
俺は久々の図書館へ来ている。
みんなは疲労が溜まって今日は休んでいるっぽいが、もと冒険者で【光合成】を持っている俺の前ではあんなサバイバルはキャンプに等しい。
今まで先代の情報はなかったがどうだろうか今回は…。
「みっつかんねぇええ!」
やはり見つからないどうしたら見つかるんだこれ?
「しょうがねぇ、次は童話を読むか。」
俺は童話コーナーへ行って薄い子供用の本を大量に持ってくる。
まぁ、こういう童話できっかけができるっていうのはありきたりな展開なんだけど実際やってみると…
「ぷっ、あいつ…」
「ねぇ、なにあの人…」
「あの年で…」
うん、周りの視線が針のように刺さりとても恥ずかしい。
だがここで諦めるわけにもいかないので俺は童話を読み始める。
じゃぁまずはこの絵本から…
『エルフの英雄』
昔、まだこの国がない頃、神のお告げを聞いた1人のエルフがいました。
その、男はとても気難しい方でしたが、努力家で強く、賢い人でした。
彼はお告げで神と相談し人類たちと一緒に戦い、魔物や魔人を倒す道を選びました。
そうして、人、エルフ、ドワーフ、マーメイド、獣人の5人で魔族と戦い、勝ちました。
そうして、今の平和な大陸があるのです、
という本…
え、なんか面白くないんだけど…
なんも関係ないし恥ずかしい思いしてまでこれ見るべきだったのかな。
「見るべきっだったんだよ。」
「は?」
気付いたら図書館ではなく、真っ白な世界だった。果てしなく真っ白な世界。
「遅いんだよ。お前。」
そう、そこは前回先代と会ったら場所。
そして、俺の後ろには俺と瓜二つの先代が立っていた。




