サバイバル20
ちょっと短いけどちょうど20話で終わらせることができました。
「みんな集まったか?」
俺たちは全員集まり先生の話を聞く。
「なぁ、センラお前フォーリアと戦ってたけどどうだった?」
「俺の折れた奥歯みる?」
などの会話がざわざわとしている。
「じゃあ結果発表と参りますか。」
みんなが一気に静かになり固唾を飲む。
みんな命張って頑張ったもんな。ただ、明らかに優勝は俺た…
「チームハートロック!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「え~!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
みんなが一斉に驚く。もちろんハートロックのチームメンバー達もあんぐり放心状態だ。
「落ち着けお前ら、驚くのも無理はない。だが私はこの判断を間違っていないと思う。みんなこのキャンプの得点基準を思い出してみてくれ。」
「え~と」
「どうだったけ?」
「わかんねぇ」
確かに、どうだったっけな?
「はい!」
「ジュリ!なんだ?」
ジュリが珍しく自分から発言する。
「確か、一番裕福な暮らしをしたら勝ち…だったと思います。」
「そのとおり!確かにフォーリアチームは一番裕福な暮らしをしていたが、その暮しを序盤からなんの労働もせず提供を受けたチーム。それがチームハートロックだ。」
確かに。あいつらはろうのなかに閉じ込められてるとはいえ特に何かしているわけでもないのに飯が三食豪華に出てくるなんて裕福そのものだ。
「よし!みんな異議はないな!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「はい…」」」」」」」」」」」」」」」」」
そうして俺たちのキャンプはしまりのない形で終わり、安心して帰ろうとするのだが、誰も覚えていなかったのだ、帰りもあの地獄の馬車だということを。




