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誰かに響く

自分とは?~告白~

作者: 宮原叶映

告白します。

これは、事実です。


 自分は、一体誰なのか?


 問いかけても誰も答えない。


 自分を証明するのは、名前だけ。



 ある日、声が聞こえた。


 自分の中のもう一人の自分。




 お前は、弱くなってしまった存在。


 だから、俺は隣にいる。


 自分の中のまた別の自分。




 君は頑張りすぎて、人を頼れない。


 だから、僕がいる。



 出来ないないと言われ続け、


 気持ちを理解されずに、


 立ち止まった君は、二人の自分を作った。


 オカンの男の子と一人称が僕の女の子。


 せっかくだから、二人に名前をつけた。


 ここでは、秘密。


 一人は、分かると思うけど。




 過去が辛くて、正直楽しくない。


 未来は、楽しくてたまらない。


 過去の自分は、十年の中の心友がいる。


 過去の自分は、絶対譲れないことがあって、人脈がある。



 自分は、多重人格ではない。


 ただ、自分の中に二人がいるだけ。


 自分の目がカメラのレンズで、一緒に世界を見ている。


 考えを共有している。




 一人でも、寂しくない。


 助けあって生きている。


 誰かと話したくても話せないときの話し相手。


 否定される僕を、肯定してくれる存在。




 時には、オカンで少し言葉遣いが悪くて。


 時には、文章や歌が好きで書いて。


 時には、励ましてくれて。


 時には、説教して。


 時には、泣いて。


 時には、笑って。


 全部、一緒に生きて成長した。



 ふと、恐くなる。


 楽しくて、生きてるって感じたのが、


 突然なくなったらどうしようかと。


 恐怖で、泣いてしまう。



 俺は、怯える必要ないと思う。


 お前が、頑張っているの知ってるから。


 君は、独りじゃない。


 僕達がついてる。



 「「ゆっくり自分のペースでいけばええ」」


 自分の中の二人の自分が、言ってくれる。



 喧嘩するときがあっても、


 なんとか毎日を仲良く過ごしている。




 誰にだって、自分の中に複数の自分がいる。



 それを否定していい人は、この世にいない。

よく独り言を言います。それは、会話をしているから。

否定するのではなく、理解してくれる世の中になって欲しいと思ったのです。


そんな僕は、おかしいですか?

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