【キャラクター紹介】
※2章完結時点の主要キャラ紹介です。
・デイル (19歳)
身長170cm、金髪碧眼のイケメン。出自はエルフと人間のハーフと思われるが事実は不明。
多くの仲間を使役スキルで繋ぎ、感覚共有や意思の疎通を可能にする特異な能力を持つ。
その能力はハイエルフの物であると言われるが、ハイエルフは絶えて久しく、一種の先祖返りと思われる。
その能力と仲間の助力で魔大陸から奴隷狩りを締め出し、大陸制覇を狙っていた魔族アスモガインをも倒した事から、魔大陸の英雄となった。
現在はワイバーンを利用した輸送業を営むと共に、魔大陸最高会議の統制官として大陸内の秩序維持に努めている。
レミリア、サンドラ、リューナは3人共、彼の嫁。
魔剣”炎の短剣”を使い、火魔法を使う事から”魔炎のデイル”とも呼ばれる。
【デイルの眷属】
・チャッピー (100歳超)
リーランド王国の牢獄の中でデイルと契約した妖精。
身長20cm、虫のような羽の生えたフェアリー種で、見かけは中性的な幼児。
水色の短髪、緑の瞳を持ち服は着ていない。半ば霊的な存在のため、本人が意図しない限り普通の人間には不可視。
そのため敵の情報収集に最適で、魔大陸での抗争を勝ち抜くのにも貢献した。
その他にも常に冷静な相談役として、また幸運の象徴として運勢面でもデイルを支える掛け替えのない相棒。
通称は”閃光のチャッピー”。
・キョロ (4歳)
卵から生まれたカーバンクルから、さらに”雷幻獣”へと進化した2番目の眷属。
緑色の狐のような体に長い耳と赤い目、そして額に赤い宝玉を持つ。
産まれた時から育てられているので、デイルへの忠誠心は絶対。
雷撃による攻撃は強力だが、さらにシルヴァとの合成魔法”轟雷”で大規模攻撃も可能なチート的存在。
雷撃で敵を動けなくしたり、遠避けたりも出来る便利な仲間。
通称は”轟雷のキョロ”。
・シルヴァ (6歳)
森で捕まえたウインドウルフから”暴風狼”に進化した3番目の眷属。
牛並みの体格に白銀の毛並みを持つが、サイズ調整が可能で普段は通常の狼サイズに化けている。
群れを追い出されて彷徨っていた彼を拾い、魔力を分けてくれたデイルを唯一の主と仰ぐ。
普段は強力な牙と爪で前衛をこなすが、自身の風魔法やキョロとの合成魔法”轟雷”による魔法攻撃も可能。
鋭敏な嗅覚と聴覚に気流操作を組み合わせた探知能力を有する最高クラスの探知者。
通称は”暴風のシルヴァ”だが、狼人族からは”神狼”とも呼ばれる。
・バルカン (3歳)
火精霊から飛竜に進化した第4の眷属。
真の姿は全長20mの飛竜だが、上位精霊でもあるため体のサイズは自由に変更可能。
最強の航空戦力であると共に、風魔法で大質量も運搬可能な最速のトランスポーターでもある。
通称は”爆炎のバルカン”。
・カガリ (2歳)
親からはぐれて死に掛けていた所をガムに拾われた海蛇竜。
その後、デイルに名前と魔力を与えられ第5の眷属となる。
本来、シーサーペントなど居ない海域で活動しているので、ボス的存在となっている。
・ジュピター(50歳?)
魔族に操られて同盟を襲ったワイバーンだが、バルカンに捕獲されデイルのスキルを受け入れる。
魔族討伐後もデイルに従い、輸送業に協力している。
配下に11匹のワイバーンを従える。
・アポロ、マーズ (10歳?)
魔族の襲撃を迎え撃つために臨時で使役したワイバーンだが、そのまま残り、輸送業に従事している。
・ドラゴ (7歳?)
デイルが馬車と共に購入したリュウモドキ。全長3mのサイみたいな魔物。
持久力に優れ通常の倍の速度で馬車を引ける上に、手間が掛からない理想的な牽引役。
・ボビン (?)
デイルが最初に借りた家に付いていた家付き妖精。
仲良くなったデイルに付いて魔大陸まで来てしまった。
戦闘能力は皆無だが、家の保全や家事のエキスパート。
ガル、ガムのモノ作りの師匠でもある。
【デイルの嫁】
・レミリア (19歳)
死に掛けの奴隷から最強クラスの戦士に生まれ変わった狼人。
身長165cm、背中に掛かる銀髪に碧眼の優しげな美貌を持つ美少女。
デイルの正妻。
魔素不足で成長が遅れていたため故郷を追い出されたが、その正体は狼人族で最強の銀狼種。
水の魔双剣とビキニアーマーを装備する無双の剣士で、”疾風のレミリア”と呼ばれる。
デイルを心から慕い、彼を支えるいい女だが、ちょっとヤキモチ焼き。
・サンドラ (21歳)
カインの妹で、デイルに命を救われた鬼人。
身長180cm強、青白い肌に腰まである青髪、紅眼を持つ美女。
抜群のプロポーションを誇り、胸はレミリアよりでかい。
デイルの第2夫人だが性格がさっぱりしているので、他の嫁と揉める事は無い。
盾とバスタードソード(土の魔剣)、ビキニアーマーを装備し、チーム内でも屈指の攻撃力を誇る。
通称は”斬鉄のサンドラ”。
・リューナ (22歳)
デイルに奴隷として買われ、嫁になった竜人。
身長160cm強、肩まである黒髪で碧眼の美女。
デイルに命を救われ早くからアタックしていたが、成長後に見事、第3夫人に納まった。
”竜神の御子”として竜神と精霊の加護双方をその身に宿す竜人魔法の使い手。
魔大陸に来てから魔法の杖と、新精霊術のノウハウを得て魔大陸で最強の魔法使いになった。(魔族は除く)
精霊の加護のおかげで精霊との交信能力が高く、使役リンクを介して精霊を他者に紹介できる稀有な存在でもある。
通称は”爆風のリューナ”。
【その他の妖精の盾メンバー】
・カイン (22歳)
デイルに命を救われ、彼に忠誠を誓う鬼人。
身長185cm強、青白い肌に赤髪、紅眼の偉丈夫。
大盾を使う守りの要であると同時に、献身的にデイルを支える副官的存在。
武器は風の短槍の他、メイスやバトルハンマーも使う。
通称は”鉄壁のカイン”。
・リュート (22歳)
リューナの双子の兄。
身長165cm強、黒髪碧眼のクールな美男子。
竜人族特有の頑強な肉体を持ち、素早い動きで大剣を振るうアタッカー。
妖精迷宮で風の魔剣を手に入れ、Sランク冒険者を負かす程の剣士に成長した。
通称は”閃撃のリュート”。
・ジード (16歳)
獅子人族の元奴隷。身長190cm強、金髪黒目で両手剣を使う。
新人の中では最強の剣士で、妖精迷宮攻略に参加し、水の魔剣を手に入れた。
その攻撃力は凄まじいが、リュート程の俊敏性が無いため、ケガをしやすい。
・ケレス (22歳?)
魔大陸出身のサキュバス。
身長165cm弱、肩まである緑髪に金色の瞳を持つ美女だが、普段は目立たないようにしている。
ミッドランド大陸でデイルに拾われたが、戦闘が苦手な駄魔族。
しかしその正体はサキュバスクイーンの娘であり、特異な精神操作魔法を使う最高級の拷問官。
さらに敵対した海賊を丸ごと魅了するなど、意外に使える仲間に成長した。
・ケンツ (17歳)
狐人族の孤児でデイルの後輩。身長170cm弱、茶髪碧眼で弓と短剣を使う。
感覚が鋭く探知に秀でると共に、責任感が強い2軍のリーダー格。
・レーネ (17歳)
ダークエルフの孤児でデイルの後輩。身長165cm弱、褐色の肌に肩まである白髪、緑眼の美少女。
土精霊、水精霊と契約済みの精霊術師。
ダークエルフ族の精霊術を研究し、新精霊術の確立に貢献した。
現状ではリューナに次ぐ魔法戦力に成長している。
・シュウ (18歳)
狐人族の孤児でレミリアの知り合い。身長175cm、茶髪黒目で弓と短剣を使う。
疑り深くて口も悪いが面倒見の良い性格。ケンツ同様に探知に優れ、2軍を引っ張る。
・セシル (17歳)
エルフの孤児でレミリアの知り合い。身長160cm、金髪碧眼の美少女。
水精霊と契約済みの精霊術師で、新精霊術の確立に貢献。
・アレス (17歳)
狼人族の元奴隷。身長180cm強、白髪碧眼で盾と剣を使う。
・アイラ (16歳)
鬼人族の元奴隷。身長180cm弱、青白い肌に黒髪のショート、紅眼の美少女で盾と剣を使う。
・ザムド (14歳)
虎人族の元奴隷。身長180cm弱、黒髪黒目で両手剣を使う。
・ナムド (13歳)
ザムドの弟。身長170cm強、黒髪黒目で両手剣を使う。
・ダリル (13歳)
獅子人族の元奴隷。身長170cm強、茶髪碧眼で両手剣を使う。
・ガル (14歳)
ドワーフの孤児でレミリアの知り合い。身長160cm、茶髪黒目で盾と剣を使う。
手先が器用なので大工仕事や馬車の整備に活躍。
・ガム (14歳)
ガルの双子の弟。身長160cm、茶髪黒目で盾と剣を使う。やはり手先が器用。
・ミント (享年9歳)
猫人族の孤児でレミリアの知り合い。チームのマスコット的存在だったが、ゲッコー商会に攫われて殉死。
今後もしばらくは他者視点の閑話やこぼれ話を週一ペースで投稿予定です。




