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VS十字軍(後編)
Q.奇襲にうってつけの場所は？
A.カストリア
さて、このカストリアはオレスティアーダ湖に面し、背後には山があるという奇襲にはうってつけの場所である。
軍はカストリアに十字軍をおびき寄せ、そこを一旦占領させ、油断している内に山から奇襲を仕掛けるという作戦を立てた。
その頃十字軍はデュッラキウムからアヴローンまで南下、コヴィザ(Coviza)を経てカストリアへ向かおうとしていた。
「なあ、カストリアでは東ローマ軍が待ち伏せしてるって噂が流れてるんだけど…」
「いや、東ローマ軍は今テッサロニキにいるらしいぜ」
「そうか」
とか十字軍の兵士が話していたとかいないとか。
そして…
1301年7月24日 十字軍によりカストリア占領
ーーーーーー東ローマ帝国・？？？
「…直ちにカストリアを攻めるぞ」
「はい」
(計画通り…)
