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~現金な自分~
まったく人間なんて現金なものだなと我ながら思う今日この頃。
なぜって??私は昨日まで全く行く気のなかった学校にまた行こうとしているから。
きっかけは颯君。彼がいる世界なら大丈夫。そんな気がしたんだ。
そして学校をつく。下駄箱は異常なし。今日は美緒子は休みらしい。
祐美が話しかけてきた。「おはよう。侑乃ちゃん」「お、おはよう」
ほかの子も話しかけてくる。「おはよう」って普通に。
美緒子の取り巻きたちは時々挨拶をしてくる。結局みんな、美緒子が嫌い。
「あの、侑乃ちゃん、今度の日曜日暇??」「え、日曜日??」
その日は何もなかった。「うん。どうしたの??」
「侑乃ちゃん、来週の金曜日誕生日でしょ??」あ、忘れていた。
「よく覚えてたね。」と言うと、祐美は顔を真っ赤にして照れていた。
「私、お祝いしたいからうちに来て。」「え、いいの??」
「うん!!」侑乃は笑って言ってくれた。それはあの時の颯君のようで。
まぶしかった。「うん、じゃあお邪魔するね??」「うん!!」
日曜が楽しみだ。




