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Every day END  作者: 村尾 漣
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~手紙~

アイツ、つまり私の生みの親である坂崎玲衣れいからの手紙を読み終わった私


は、手紙をびりびりに破り捨てた。手紙には希空さんの悪口、今の自分の状況、


(今の恋人に結婚願望がある。だが相手はどうやら妻帯者で子持ちらしい)


そしてお金の催促だった。読む必要もなかった。なぜ私は読んだのだろう。


希空さんがこの手紙に気付く前に帰ってきてよかった。


一息つくと颯君のことを思い出した。なぜ彼は私を助けてくれたのだろう。


今まで私を助けてくれる人なんて男子はおろか女子も数を数えるほどだった。


美緒子のうちは、つまり私たちの本家はこの地域でも有数の財力を誇っている。


祖父が若いころに電気会社を創立。みごと成功して今は優雅な暮らしをしている。


しかし母はなぜかはわからないが祖父に縁を切られている。


つまり家を追い出されているのだ。そして母はいろんな男たちと遊んだ。


そして挙句の果てにどこの誰の子かもわからない私を生んだ。


つまり私には父親が存在しない。そのこともあってずっといじめ続けられた。


希空さんも優しくしてくれるけど、仕事が多忙でなかなか会うこともない。


だから久しぶりだったのだ。目を見て話してもらったことは。


颯君。また話してくれるかな?今度話しかけても迷惑じゃないかな?


なんて考えたその時、インタホーンがなった。「はい。」


ドアを開けると、颯君がいた。「よっ!」笑顔だった。「えっ??えっ?」


頭の中が??でぐるぐる回っている。どうしてここが?


「驚いた?」ただうなずくしかなかった。

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