11/14
~優しい言葉~
祐美は、私に誕生日プレゼントまで用意してくれていた。
綺麗な髪飾りだった。「あ、ありがとう・・・。」
「ううん!ねえ、侑乃ちゃん!付けてみて!!」
「・・・。こう?」「うーん。やっぱりよく似合ってる!!
侑乃ちゃんにはね、きっとこれが似合うって思ったの!」
「ふふ。祐美ちゃんありがとう・・・。」
素直に出たお礼の言葉。今まで卑屈になってて出なかった言葉。
こんなにもあっさりと口に出せた。
「ねえ、侑乃ちゃん、明日からも話しかけていい?」
「え・・。でもそんなことしたら・・・。」
「・・・。私ね、もうやめたの。弱虫は・・・。」
「侑乃ちゃんのこと、好きなのに。美緒子ちゃんの前でだけ、
嘘ついたりするの嫌になっちゃった。もういいんだ。私は、独りでももういい。
自分に嘘をつくことのほうがつらいんだもの」
「祐美ちゃんは一人じゃないよ?もし、祐美ちゃんがいいと言ってくれるなら
私、祐美ちゃんと仲良くなりたい。から」
思わず出てしまった言葉。あなたは受け入れてくれますか?




