バトルサバイバル
僕は都内の文系大学に通う、大学2年の田中誠二。
ある日不思議な段ボールが僕の家に届いた。
ピンポーン!!
「はい」
「お届け物です」
「ありがとうございます」
僕は配達員から段ボールを受け取った。
「ここにサインお願いします」
僕はボールペンでサインした。
段ボールを見た僕宛の段ボールだった。
家の中に入り、部屋へ戻った。
「なにが入ってるんだろ?」
僕は不思議に思った。
段ボールを開けてみると、VRゴーグルと招待状が入っていた。
招待状を開けてみた。
招待状
これから皆さんにVR上で、殺し合いをしてもらいます。
一位になれば、賞金1億円です。
VR上の試合は、Youtubeとテレビで生中継します。
試合は本日の午後5時からです。
デビルハンター社
僕は息を呑んだ。
TVで見たことがある、一年に一度、賞金をかけてVR内で殺し合いをしている企画だ。
僕にその番が回って来た。
高揚と恐怖が同時に襲ってきた。
僕は身震いしている。
「試合で優勝すれば有名人になれるのかな?」
僕は考えた。
昼食を済まし、試合の準備をした。
午後4時55分、僕はVRゴーグルのコンセントを指して、VRゴーグルをはめた。
頬に汗が流れた。
目の前に、午後5時までのカウントダウンのデジタル時計が表示されている。
手が汗で湿った。
カウントダウン3、2、1。
スタート。
映像が大きなホールに変わった。
100人ほどの人がホールの中に集まっている。
前に幕が閉じられていた。
その幕が開き、人が出てきた。
スーツに顔にはお面を被り、ハットの帽子を被っている。
「皆さんこんにちは」
「デビルハンター社の者です」
「皆さんには、賞金1億円をかけて殺し合いをしてもらいます」
「なおこの殺し合いは、YoutubeとTVで中継します」
「ルールは簡単です。皆さんの胸にオレンジのバッチを着けてもらいます」
「他人にバッチを奪はれるか、破壊されたらその挑戦者は失格です」
「最後までバッチを持っていた者が勝者です」
僕は息を呑んだ。
「バトルフィールドまで移動します」
映像が切り替わり、木々が立ち並ぶ広場の映像に切り替わった。
司会者が、
「一旦休憩します。午後5時20分に再開します」
僕はVR上のデジタル時計を確認した。
午後5時10分だった。
広場の人達を確認しると、高校時代の好きだった北野ゆいさんに似た女性がいた。
いきなり、
「田中誠二君ですか?」
僕は戸惑った。
「ゆいさん?」
「はい」
「今から、バトルサバイバルを始めます」




