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僕は明日双六を壊す

作者: 厨房

どうも。なんとなくで書きました。

小学校

親に言われるまま過ごした。

友達はできて楽しかった。

もちろん親には秘密だった。

中学校

親に言われるまま通った。

小学校で友達がいたのはバレていたらしい。

知り合いがいないところだった。

高校

親に言われるまま受験した。

勉強以外の記憶がない。

人と関わらなかったのだろう。

大学

親に言われるままいいとこへ行った。

もちろん成績も良い方だった。

サークルに入らず勉強してたから。

僕は多分駒なんだろう。双六の駒。

親というプレイヤーが振った

サイコロの出目に従ってゴールを目指す

それだけのために作られた。

レールの敷かれた人生というものをここまで

表した生き方もないだろう。

6歩、3歩、3歩、4歩

また僕は進む。出目に従って。

また僕は進む。親に従って。

いつからだろう。

僕が双六の駒だと気づいたのは。

いつまでだろう。

この双六のゴールへ着くには。

こんな双六が続くなら、

僕はその双六を壊したい。

こんな人生が続くなら、

僕は逃げ出してしまいたい。

だから僕は明日双六を壊す。

だから僕は明日犯罪者になる。


読了感謝です。

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