プロローグ第0話
はじめましてジョーカーといいます。以前から異世界生活の小説を書きたいと思いこちらのサイトに投稿しました。本日からコツコツと小説を書きたいと思いますのでよろしくお願いします。
「ねぇ○○」
「なぁ〜に〜?」
「今週の○○祭りなんだけど土日のどちらか仕事休んで行こうよ」
「わかった〜日曜でいい?店長にいって日曜休み貰うよ〜」
他愛もない彼氏彼女のやりとりを思い出しながら後悔していた。
そう 後悔でわかったと思うが彼女と別れたのだ。
しかも金曜日に喧嘩して彼女はでていって… 俺は普段飲まない酒を大量に買い、酒をあびるほど飲んだ そうやけ酒だ。
「あのとき喧嘩さえしなければまだ一緒にいられたのかな…」
とボソッと独り言をいい500mlのカンの酒を一気飲みしたら視界が真っ暗になってしまい座っていた体が崩れるように倒れてしまった。
「…はぁ?」
部屋でやけ酒を飲んで倒れたはずなのに目を覚ましたら
辺り一面の草原が広がっていた。
「何処だ此処は…」
俺は自分が今置かれている状況を信じられず焦っていた。ほっぺたをつねったり叩いたりしたが風景が変わることはなかった。
「なんか体が軽いような…」
そう独り言をいいながら近くにある川にいってその理由がわかってしまった。
「なんだこのイケメンは…」
川の水面にうつる顔をみてつぶやいてしまった。そう無理もない自分が知っている顔、体じゃないんだから。決してナルシストなんかじゃなくたんに驚いているだけだ。
「知らない風景、顔、体、よく本でみる転生して異世界という所にきたんじゃね?」
そう独り言をいい腕を組みしばらく考えて…決意した この世界で生きていこうと。
まずは持ち物を確認する 金のお金1枚、銀のお金1枚HP、SP中のポーション3個ずつか…
「肝心の武器、防具はないんかい‼︎」
そう独り言をいい、まずはこの世界の情報を集めなければと思い遠くに見える街を目指して草原を歩きはじめた。
5分ぐらい歩きはじめたら見たことない狼みたいな動物が俺に向かってきた。
「なんだよこの狼みたいな動物は…こっちくんなよ…」
そういいながら走って逃げだした。しかし俺はすぐバテてしまった。それでも狼みたいな動物から離れようと懸命に走ったが足がもつれてしまい派手にコケてしまった。
「クソッ…もうこの世界で死ぬのかよ 」
そういいながらも起き上がろうとしたら狼みたいな動物が俺に追いついてきて目の前で口をあけたそのとき…
(グシャ)
「へっ?…」
目の前にいた狼みたいな動物が何処からか投げられた小剣で大量の血をふきだしながら倒れた 何がおこったんだよと思い、辺りを見渡したら俺と同じくらいの年齢の若い女の子が馬に乗っていた。目が合うとこちらに向かってきて目の前にきて
「あんたこんな所で何やってんの?ブラック・ウルフの餌になりたかったの?」
そういって馬を降りてブラック・ウルフにトドメを刺した。
なんだこの綺麗な子はと思いながらまじまじと彼女を見ていたら目があってしまったんで
「危ない所を助けていただきありがとうございます」
当たり障りのないお礼をいったら
「別に気にしなくていいわよ で、こんな所でなにしてるのよ」
そういわれたのでここまでの経緯を説明したら
「ウソッ…そんなことが…」
と驚いたような声が聞こえた。そして女はアゴに手をやって少し考えて
「あんたこれからどうするの?」
と聞いてきた。正直そういってくれて助かった全く何の当てもなく歩いていたのだから
「とりあえず街にいって情報や宿、飯を欲しい」
と正直にいったら彼女は
「そう…頑張ってね」
といいやがった。
「へっ?…いやいやいやちょっと待てちょっと待て待って下さい助けて下さいお願いします」
「冗談よ笑」
そう彼女はいったが心の中でシャレになんねぇよとツッコミをいれていた。
「あんた名前はなんていうの?私はルイ…レイヴィア・ルイよ」
と言ってきたんでとっさに
「クロウ…メフィス・クロウ」
といった。
「クロウ…クロね」
とルイは笑顔でいってきた。何でクロよ、なんか犬みたいな名前になってるしと心の中でまたツッコんでいた。
最後までお読みいただきありがとうございました。初めて小説を書いたので誤字などでてくると思いますがあたたかく見守って下さい。