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72・愉快犯。

急ぎの用事ができてしまい投稿を忘れちゃいましたぁ。

ごめんなさーい! です。

 帰還陣の定員六六人だ。

なので勇者達一一人につき五人を連れて帰ってきた。

同伴者達が何者だったのかというとダンジョンに潜っていた冒険者達だ。

深い階に到達してた連中は捕まってたんだそうだ。


浅いところに居た連中は……


人間をオーガに改造するなんて愉快なコトをしでかしていた犯人には

逃げられたと言う。


「まったくアノ男ときたら逃げ足だけは超一流ですからねぇ。

今回のように偶然見つけたようなときは大抵跡も残さず逃げられます。

証拠もほとんど隠滅済みでしたよ。

まあ、メッセージは残ってましたけどね」


そう言って見せてくれたのは変な色の水晶玉みたいな代物だった。

なんだ?こりゃ?! 


「魔力を通すとメッセージを伝えてくれる魔道具ですよ。見ますか?」


出てきたメッセージとやらは勝手な言い分のオンパレードだった。

ダンジョンだと魔物も魔獣も使い放題だったとか人間も死にかけを助けたんだから

当然感謝してくれるよね? とか色々やってたらスタンピードになっちゃって

面白かったとまで言いやがる。

コイツの頭には他人の迷惑なんて言葉は欠片もねぇんだろうな。


「毎度のコトながら呆れたもんですよ。

もう面白いと思うコトが普通からドンドンズレちゃってるみたいで……

オカゲで神さま達も勇者の方々もかなり振り回されちゃってますね」


神官は『愉快犯』という言葉を使った。

なるほど、でも愉快なのは犯人だけでオレ達はちっとも愉快じゃねぇゾ! 

後始末、どうしたもんだろうなぁ。


「スタンピードが起きてしまうと迷宮はドコの世界でも暫く潜れません。

閉じてしまいますからね、自分で。

回復の時間は世界によって違うみたいですけど。

転送陣もほとんどが使用不能になります。

まあ、あれだけの魔物の魔石コアがあれば皆のお手当くらいにはなるでしょう。

チビが集めた魔石、使ってくださって結構ですよ。」


アイツ、魔物どもを喰ってたのか? 


「う~ん、どうでしょうね? 

チビな姿でいますがアレでもドラゴンですからねぇ。

ホントはドデカいのかもしれません。

胃袋とかもう亜空間なんじゃないかと思ってるんですよ」


チビなのになぁ……ナゾ生物というかナゾドラゴンだな。

ナゾなヤツなくせにノンキにアクビなんかしてやがる。

まあ、魔石の山の持ち主かもしれないのにそんなことは気にしてないようだから

有り難く街の冒険者とか兵士とか闘士連中の報酬にでももらっちまおう。

プププ、気が変わらないうちに、な。


勇者の魔力で起動した壁はもう一度アノ変な地図の絵に魔力を通してもらったら

ゆっくりと地面の下に戻ってしまった。

次に使うときの為に今度はちゃんと記録でもしておかないとな。

せっかく先人がスタンピードに備えてくれてたんだ。

無駄にするなんてのは失礼極まりないコトだろう。


「まあ、王都の神殿の書庫の奥でもあさってみますよ。

何か見つかればコレのことも信用してもらえるでしょうしね。」


確かにこんなのって信用しろってのが無理っぽいもんな。

神官の仕事も忙しいだろうに……そういうのってオレ達じゃ無理だもんな。

うん、期待してるよ神官殿! 


魔石の山は代官のガリィさまに渡して協力してくれた連中や犯人に捕まってた

連中に分配してもらうことになった。

まあ、税金というか国にも納めることになるらしい。


ケンジは仲間と元の世界に帰ることになった。

神殿から神さまにコンタクトが取れるんだという。


「レオさん、いろいろお世話になりました。

オカゲで大した不安も無く迎えを待っていられました。

ありがとうございました。

王都に居るギリィ様たちに挨拶して帰りたいです。

構いませんよね?」


帰っちまったらもう二度と会えないだろう。世界が違うからな。

ロゼ達も寂しがるだろう。

二人ともコイツのことは結構気に入ってたみたいだし。


王都に戻ることになった。

ケンジの仲間達もツイデに王都を見物していくと言う。

イザ帰ろうとしたらガリィ様に呼び止められた。

は?! 休職? オレってクビだったんじゃないのぉ? 

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