64・救出。
予約投稿の日付を間違えてましたぁ。
ゴメンナサイでーす。
ケンジは迷宮前の砦に居る連中を救出したいと言う。
「ここまで連れてこられます。絨毯の上の空間を最大まで拡張すれば。
コノ街でも完全に安全とは言えませんが魔物に周囲を囲まれたままの砦よりずっと
安心できるでしょう。
何より仲間と一緒なら辛いことも耐えられると思うんですよ。」
脳筋勇者とオレ、ケンジの三人で行くことになった。
残りの連中にはココの魔術師を動員して対策を設置してもらうということで。
オレ達二人だと信用してもらえないかもしれないが脳筋はココの街では有名人だ。
代官ガリィ様に命令書も書いてもらった。
こういうのがあればスムーズに動いてくれるからな。
馬車でまる一日の所だが1時間も掛からず到着してしまう。
途中で勇者達は魔物の群れの強そうな個体に上から攻撃を加えた。
アイテムボックスの中の岩とか魔法だけどな。
砦に残って居たのは五十人に少し足りないくらいの人数だった。
「命令書まで用意してくれたのか……
新任ながら分かってる方なんだな。
この砦はもうしばらくは持ちこたえられそうだから魔物や魔獣をできる限り減らせ
ないかと色々やってたんだが……」
「街に避難しても安全とは限りませんしもっと大変な目に遭うかもしれません。
でも、ココよりはマシでしょうし何より皆が心配しています。
一緒に来ていただけませんか?」
「最強闘士が勇者だってのには驚いたよ。
命令書も有るし勇者と一緒に戦えるならココよりは街の方がイイと思う。
世話を掛けるがよろしく頼む。」
やっぱり命令書って効果絶大だったね。
空飛ぶ絨毯にみんな驚いたが岩の荒野を埋め尽くした魔物に絶句していた。
「こんなに大量だったのか。
スゴイ流れが砦の前を通っていったとは思ったんだが……
岩の荒野のオカゲで進むのが遅くなってるとはねぇ。
ココは手が付けられない所だと思ってたんだがもしかしたらワザと手つかずの
ままにしてあったのかもな」
そうか、街まで魔物が着くまでの時間稼ぎか。
アノ城壁を設置した連中はいろんなコトをしてたんだな。
街に戻った砦の連中の無事をみんな喜んでくれた。
まあ、大変なのはコレからだってことは分かってたんだがな。
砦に行ってる間に岩の荒野と街の間に各種のワナが設置されていた。
多少でも動きを封じることができれば攻撃はしやすい。
さて、魔物どもはうまいことハマってくれるかね?




