散文(後悔)
この致命的な事態への愛を僕はなんと表現できようか?!
あゝ愚かしい。そう君を思ってしまう自分こそ愚かしい。
なんということだろうか。
なんといえばよいのだろうか。
君には、僕が出せる全てを言ったはずだったんだ。
僕には、それ以外、何もできることはなかったはずだったんだ。
それなのになんだ?
このザマは?
あゝ、大変 後悔している。
もう、ダメかもしれない。
もしあのときあの場所で、もっともっと強く言葉を言えたら、言えたなら、何か変わっていたのだろうか?
あれ以上なんて、君との関係性に関わってしまうじゃないか。
僕にはそんなことできやしなかったんだ。
どうしてこんなに愚かしい事態になった。
そんなに僕のことが嫌いか?
僕の言っていることが間違っているように思うのか?
あの毒牙にかかった、そのときから君は本当に変わってしまった。
元に戻すことも、元と同じようにすることも、人形を作ることさえできなかった。
どうして、どうして……どうしてなんだ