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   ☆54☆


   ☆54☆


 炎華が、

「昨日の放課後、

 秋菜と冬子は一番最初に美術室に入ってきたわね。

 秋菜は控室から、絵とイーゼル。

 その他の道具を取り出した。

 その際、春海の絵とイーゼル。

 道具も取り出した」

 秋菜が、

「だって、あたしは春海の贋作を描いてるから、春海の絵が完成しなきゃ、あたしの絵も完成しないのよ」

 炎華が秋菜を無視し、

「秋菜のあと、

 冬子は他の部員の絵を美術室に飾った。

 ちょっと遅れて来た春海は、

 絵の続きを描き始める。

 ここまでは、いいわね?」

 秋菜はうなずく。

 炎華が続ける。

「その後、巡と部員じゃないけど、竜破。

 あたしと、他の部員も集まってきた。

 そこで、絵の完成披露パーティを始めた」

 秋菜が大げさに、

「そこで、例の春海の事件が起きたのよ! 

 何という運命の悪戯なのかしら? 

 信じられないわ! 

 神様はいったいどこにいるの!?」

 茶化すように言った。





 

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