54/58
☆54☆
☆54☆
炎華が、
「昨日の放課後、
秋菜と冬子は一番最初に美術室に入ってきたわね。
秋菜は控室から、絵とイーゼル。
その他の道具を取り出した。
その際、春海の絵とイーゼル。
道具も取り出した」
秋菜が、
「だって、あたしは春海の贋作を描いてるから、春海の絵が完成しなきゃ、あたしの絵も完成しないのよ」
炎華が秋菜を無視し、
「秋菜のあと、
冬子は他の部員の絵を美術室に飾った。
ちょっと遅れて来た春海は、
絵の続きを描き始める。
ここまでは、いいわね?」
秋菜はうなずく。
炎華が続ける。
「その後、巡と部員じゃないけど、竜破。
あたしと、他の部員も集まってきた。
そこで、絵の完成披露パーティを始めた」
秋菜が大げさに、
「そこで、例の春海の事件が起きたのよ!
何という運命の悪戯なのかしら?
信じられないわ!
神様はいったいどこにいるの!?」
茶化すように言った。




