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☆51☆
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春海は絵を描くのに夢中で、
秋菜がコーヒーとお菓子を置いた事にも気づかない。
秋菜はパーティに戻り、
冬子といつ果てるとも知れない、
漫才のような会話を延々と続ける。
他のメンバーがいい加減、うんざりし始めたころ、事件が起きる。
突然、春海が苦しみだし、その場に大きな音を立てて倒れたのだ。
「春海!?」
冬子が素早く立ち上がり、春海のそばに駆け寄る。
遅れて秋菜と他の部員も近寄り、
遠巻きに春海と冬子を囲むように立った。
巡がスマホを耳に当て、
「はい、急病人です。新宿、虹祭学園の美術室です。すぐに来てください」
スマホをしまい、
「救急車を呼んだわ」
冬子が、
「ありがとう、諸星さん」
竜破が苦しむ春海を見て、
「何らかの毒か、でも、どうやって入れたんだ?」
床に落ちたコーヒーカップを見つめる竜破。
炎華が、
「現場は出来るだけ保存しておいてね。もしかしたら、警察の現場検証が必要になるかもしれないわ」
竜破が、
「そこらへんに抜け目はないさ」
と言って辺りに気を配る。
やがて救急隊員が到着し、
春海は搬送されていった。
当然、パーティは解散。
全員、帰宅する事になった。




