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☆14☆
☆14☆
炎華が、
「現場が見たいわね」
小森が自信なげに、
「活動休止になって以来、部室の鍵は顧問の先生が厳重に預かっています。貸してくれるか、どうか」
炎華が、
「竜破がいるから大丈夫よ。竜破は律華先生と親しいし。すぐに鍵を貸してくれるわよ」
竜破が、
「え〜っ! 俺が借りるのかよ! 律華に鍵を借りるぐらいなら、十一の町金に金を借りたほうが、まだマシだ!」
炎華と小森がキョトンとする。
炎華が、
「十一って、何の事かしら?」
竜破が、
「十日に一割の利息って事だよ」
「法外ね」
「他に借りるあてのない奴が最後にかりる金融会社で闇金とも言うな」
炎華が有無を言わさぬ微笑を浮かべ、
「冗談はそれぐらいにして、さっさと鍵を借りに行くわよ」
小森が炎華のあとに続く。
竜破も渋々ついてきた。
明らかに納得していない、不満たらたらな様子ではあるが。




