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【プロットタイプ】水の箱庭、人の箱庭

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

人が多く集まる場所に、一人で行くのが好きで。

ほら、神様になった気分になれるから。

好きな場所。末尾に『館』と付く場所。だから博物館法、美術館、水族館、洋館が私の好きな場所の一つである。大抵は一度訪れる事を決めた際に、年パスを購入する決意をするぐらいには。

今日も同じ様に、薄暗く、青いライトが灯るベンチの傍に座り、ただ水中を眺める。

青は鎮静を示す。とはよく言った物で、熱帯魚を見なくても、ただ青白い水を見ているだけでも、心が落ち着く。

「水族館って……あぁいや……違うな、博物館も美術館もそうなんだけど、人が凄く多いのに、世界から取り残された気分がするんだよね」

鮮やかな水槽に群がる人々。大抵ははしゃいだ様な甲高い声を出して、魚を眺めている。写真を撮っている。けれども私は其れをせず、ただ外界からその世界を眺めるだけ。

一線を引いている。とでも言った方が良いだろうか。あの空間の中に入る事はなく、ただ線の外から眺めるだけの関係。其れが意外にも心地よく、非常に幸せだった。

瑠衣の視点が私を捉える。けれども何も言うことなく、また水槽に目を向ける。

「神様にでもなった気分」

其れはあまりにも横暴か。けれどもやはり其れに近い。水中を眺めるだけ、我関せず、ただ動向を見守るだけの存在。

「此処の水族館の水槽は、マジックミラーを利用している」

「あぁ……うん。そうだね……?」

突発的な話に移行するのは、何時もの瑠衣である。寧ろ二言目で返事が帰ってきた分、まだマシな気がする。だから私も水槽に向き直った。

確かにマジックミラーを使用していて、魚側からは鏡張りに、観客側から透けて見える様に、細工がされていた。

「つまり、水中の魚達は此方の世界を知らない訳だ。其れと同じ気分をお前を味わっているんだろう」

水中の魚は私達を認識しない。あくまで小さな箱の中だけが世界の全てなのだ。けれども今の私も今の観客と同じ。ただ燥ぐ者たちに混じる事なく、外側から世界を見ている。

「入れ子構造みたいだね。魚は観客を認識せず。観客は傍観者を認識しない」

ただ小さな世界の住人なのだと知る。

昨日の更新が少なかったのは、ゲームをしていたから。

世界の終わりに立ち向かう人間の勇姿を見てきました。

もうずっと(._."Ⅱ)こんな感じ。

幸せになって欲しいね。


という自分の言い訳を残して起きます。

世界が終わろうとも、いつも通りでいたいな。

難しいかな。


私、傍観者を気取るのが好きなんです。

これ、昔から。なんなら幼稚園から。

皆が『〇〇ごっこ』をしているのを、枠の外から見てるのが好きなんです。

ちなみに其れをやり過ぎて、仲間はずれにされました。

『こっち見ないで!!』、『仲間に入りたくないならあっち行って!!』

皆様も程々に……( ̄∇ ̄)


そのせいか、賑わっている所を少し離れたところから見るのが好きなんです。

別に関わりたくない。関わる事で、幸せも不幸も受けくない。当事者になりたくない。

其れはとても怖い事だから。


※だから同担と関わるの怖かったり、感想欄を閉鎖したりするんだろうな( '-' )

※根本的に傍観者気取ってるから、どうやって人と接したら良いのか分からない。

※だから触られるの駄目なのか。自分の世界に人が入ってきたと無理にでも認識するから。


そうしていたら、ふと水族館の水槽がマジックミラーになっている事に気が付き、私の世界の縮図だなって思った話。


魚にとっては全面ガラス張りの水槽の中だから、私達を認識出来ないんです。

つまり、海が何処までも広がってると思ってる。

でも私達は其れに構うことなく、『不思議な魚いるよー!!』『こっち来てくれたー!!』って箱庭を見て燥ぐんです。

其れは決して、水槽の中に入って、魚と戯れたい人の言葉じゃない。


今の私もそんな感じ。

遠目から外界から世界を見たがるんです。

歪だなぁ。

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