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不死鳥の聖女  作者: りすこ
まとめ
41/70

ネタバレあり登場人物① 人間サイド

一部のキャラは筆者によるイメージイラストがつきます。顔とか雰囲気の参考にしてもらえたら幸いです。

2012.5.25に賢者の剣についての記述を変更しました。

 ◼️主人公が産まれた国アーリア


 近親婚の歴史を持ち、鳥葬文化を持つ小国。

 国旗には青、赤、緑の色の羽を持つ不死鳥(フェニックス)の模様があります。


 ※アーリアでは不死鳥と言われていますが、実際は霊鳥シームルグを模したマークになります。


 信仰心は強く、国民はロスター教の信者。

 茶色い髪色、茶色い瞳を持つ人が多く、白い装束を身につけています。

 国民性は大人しめ。

 女性は控えめで表に立たないのが尊ばれます。


 王族は金髪。

 主人公も聖女になる前は金髪でした。

 王族は近親婚により、血が煮詰まり、国民より短命です。


 帝国と戦い捕虜の一部は、農奴となっていますが、そのまた一部は王子の私兵──影となって、彼に付き従っています。




 ◼️アーリア国の宗教ロスター教


 悪神アンラ・マンユと聖女を始めとする七人の神々が戦う伝説を持ちます。

 黒い蛇ダハーカはアンラ・マンユが作った悪神の一人。


 悪神と善神の戦いは、最後は、第三の救世主が現れ、彼が最後の審判を発動して、地上は楽園を築くと言われています。


 救世主は一応、三人いる設定です。


 神官の服装は、白い帽子に白い布を口元でかくして、白い装束を身につけたもの。


 白は正義の色。黒は悪の色、とキッパリ分かれています。


 最高位神官の名称は、ダストゥールといいます。


 火が悪を祓うと信じられていて、聖堂では永遠の灯といわれる聖炎があります。


 世界ではじめて作られた宗教なので、他の宗教はロスター教を参考に作られています。




 ◼️帝国


 黒髪が黒目が特徴の民族。

 大陸を支配する巨大国家。


 アーリアに、戦争を繰り返し仕掛けています。

 しつこい国。


 その理由は不死鳥を落とせば、永遠の繁栄が約束されるという言われていますが、内情は、単にロスター教を否定したいからです。ロスター教が、嫌いなんです。


 帝国は元々、ロスター教の宗派同士が対立して、もめにもめて決裂した人たちが、立ち上がった国です。

 クルア教という一神教を信仰していて、他の宗教を認めていません。



 ◼️アーリア国と帝国の関係性。


 第一話では戦争をしていましたが、第四章で和平交渉が行われ停戦しました。


 帝国サイドは第一王子派と、第二王子派権力争いをしていて、第二王子派が勝ちました。


 第二王子は、落ちない小国は放置しとけ、兵の無駄だと考えて、停戦条約を結びました。アーリアには興味がありません。


 聖女の力があったおかげで、帝国とアーリアの武力の差はないように感じますが、実際は天と地ほど差があります。


 聖女がいない状態で戦ったら、アーリアは滅ぶしかないくらいです。


 ※ロスター教は、ゾロアスター教。帝国のクルア教はイスラム教を参考にしています。




 ◼️主人公


 サラ・ミュラー(22)


 赤い賢者の石を飲まされ意図的に作られた拳で戦う聖女。


 ※赤い賢者の石は、実は精霊サラマンダーなのですが、アーリア国ではサラマンダーの存在は知りません。

 ロスター教に伝わる聖女(不死鳥)の力とされています。ややこしくてすみません!


 性格は男勝りですが、デレると可愛いくなる人。

 聖女として帝国と戦ってきたので、命の重さを知っています。

 人の死を悲しむ心を持っている反面、敵は躊躇なく叩き潰す非情さも持っています。


 赤い髪色に、金色の瞳を持つ。


 聖女の力を解放すると、瞳の虹彩は緑色になります。

 トカゲの目です。


 サラには首回りにだけ、赤い鱗が常にあります。


 聖女の力は、武器が通じない固い鱗が特徴ですが、力は帝国の呪いで制限がかかっているので、時間が経つとなくなってしまいます。

 RPGゲームにあるMPみたいなものと思ってください。


 ※力の制限には、秘密がありますが、第五章以降で明らかになります。


「トカゲは鳥みたいに跳ばねえだろ」とセトが前半で言っていますが、これも第五章以降に。



 ◼️狂王子(悪役)


 ↓イメージ図

挿絵(By みてみん)


 ドルトル・オーガスター(24)


 アーリア国の王太子でしたが、第五章以降は、国王となりました。

 一部の人に大人気で、闇落ちツエエェ、と作者を驚かせている人。


 金髪碧眼。長髪。

 赤いリボンで髪をまとめています。

 物腰は柔らかく、穏やかな口調。

 イメージは王子様らしい王子様。


 剣術の腕前は国内一。


 彼が帯刀している剣は【賢者の剣】と呼ばれて、聖女を切り刻める唯一の武器です。


 ※賢者の剣の成り立ちは、第四章にて。



 サラとは、いとこ同士。、

 幼い頃から溺愛していたサラが聖女として戦うことになり、国を恨み、聖女を祀るロスター教を恨み、闇落ちしています。


 王太子なのに立場は弱かったので、国家を牛耳っている貴族は始末して、父親も病死に見せかけて殺しています。


 作中では説明を省きましたが、ドルトルが帝国と手を組んだのは、女性ファーストの文化があるクルア教を好んでいた、という理由もあります。


 彼は国に聖女を戦わせてきたロスター教を解体して、国家の宗教をクルア教にしてもいいと思ってます。

 というか、国が滅んでもいいとさえ考えています。


 闇落ち中!!!



 ◼️魔女(悪役)


 アメリア・ロンバール(21)


 アーリア国の錬金術師。あまいろの瞳。


 錬金術師の名家の一人娘でしたが、女は錬金術師にはなれないというレッテルをはられ、愛情なく育っています。

 貴族には無能の女と罵られ、ドルトルに出会う前は、うつむいてばかりいました。

 物腰は柔らかで、控えめな態度を崩さないですが闇落ちしています。


 アメリアも闇落ち中!!!


 サラを敬愛し、黒い蛇ダハーカを錬成。

 ドルトルに対しては従順です。



 ◼️主人公の仲間(イケジジイ三人)


 ↓イメージ図

挿絵(By みてみん)


 ミゲル・キアー (左上)


 隻眼の老兵。

 主人公を鍛えた師匠。

 性格は直情型で、気に入らないことは受け入れられないタイプ。頑固じじい。


 出身は平民で、実力で成り上がってきた人。


 主人公に「死にたくなれば、弱さを見せるな」と厳しく指導していますが、口にださないだけで、娘のように思っています。


 豪剣使い。



 ヤルダー・バームダード(右上)


 副官として、サラを支え続けてきました。 無茶をしやすいサラと、脳筋のミゲルに挟まれて、調整役が板についています。


 本人はこのポジションが気に入っています。


 性格は冷静に見えて、これまた私情で動いてしまうタイプ。信念を曲げるのが嫌いなので、ミゲルより頑固者。


 ミゲルとは同じ士官学校出身ですが、ヤルダーは貴族の次男。

 妻は病弱で王都の屋敷にいます。

 息子がいますが、技術者になりたくて他国ウーバーへ行っています。

 息子が作った携帯用の灰皿を愛用。

 煙草を吸います。


 煙草を吸うのは、作者がルパ⚫の次元と、るろ⚫の斎藤が好きだからです。




 フロック (左下)


 自動人形(オートマタ)の開発した技術者。


 この技術は土の精霊たちに教えてもらっていて、彼は精霊から技術を学ぶフェアリー・メイソンの一員。


 フェアリー・メイソンは秘密結社で、国をまたいだ組織です。

 妻が、帝国との戦争で足を失ったと知り、技術大国ウーバーで機械を学ぶうちにフェアリー・メイソンの存在を知りました。


 妻に義足をつけて再び一緒に歩きたいと願っていますが、国は鳥葬文化を重んじ、鳥が死体を啄めないので、義足は認めていません。


 その風習を変えたくて、自動人形(オートマタ)を通じて、機械の便利さを広めようとしています。


 愛妻家で、柔らかい笑顔の人。




 ◼️悪役サイド


 ウルジ (右下)

 ※第四章から出てきます。


 ドルトルの私兵、影の一人。

 出身は農奴なので、帝国の血を引いています。


 奴隷だったところをドルトルに拾われて、私兵となりました。

 ドルトルに忠誠を誓っています。


 いつもドルトルの側にいる影とは、別の人です。


次は精霊サイドの登場人物一覧です。

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