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65_這い寄る下期

おはようございます。きんぴらです。



私は過ごしやすい気温が好きだ。


 大抵の人がそうだと思う。私は暑いのが苦手で、比較的寒いのは得意だ。霜焼けするほど寒いのは耐えられないが。


 9月も終盤に差し掛かり涼しくなってきた。


 1ヶ月前のあの煮えたぎるような暑さが嘘のようだ。毎日汗をダラダラ流してカフェに突入していた日々がすでに懐かしい。今ではあの時より1枚多く羽織らないと肌寒く感じるほどに涼しい。


 9月も4連休が終わればすぐに10月がやってくる。


 俗に言う『下期』というやつだ。


 会社でいえば新たに下期の予算が設定されて達成に向けた計画が具体策として個人に割り振られるだろう。人事異動も多い。


 コンクールも上期末締め切りのものを提出し終わり、新たな作品に手をつける時期でもある。


 学生は……なんもないか。期末テストとかって夏休み前だし。次は冬休み前だよね? たしか。遠い昔の記憶なので手繰ったところで糸の先には何もついていない。


 要するに節目なのだ。



 私はこの上期、いいことも悪いこともたくさんあった。なんなら悪いことの方が多かったような気すらする。だが前向きな性格が功を奏している。全てを自分の血と肉に。


 もし、上期が悪いことだらけだった人も、切り替えて下期に取り掛かろう。節目というのは一つのリセットとして考えることもできる。


 会社でいえば予算達成できなかった上期はもう終わった。下期の予算達成に向けて動き出せば良いのだ。むしろそうするべきの節目だ。


 コンクールでいえば提出した作品はもう修正できない。新しい作品にとりかかればいいのだ。むしろそうするための節目だ。


 学生でいえば、上期に振られた好きな子のことは忘れて新しい恋をすれば良いのだ。むしろそうするための節目だ。


 『区切り』を設けることは大事。一生終わらない仕事を任されたら憂鬱になるだろう。いつ終わるかわからない部活の練習を言い渡されれば億劫になるだろう。『ここまでやれば終わり』という『区切り』を設けることは効率、分析、そして精神安定の面で非常に有効なのだ。その『区切り』を設けやすいのが『節目』だ。



 私は下期に新しいことにチャレンジする。失敗するかもしれないし、嫌な思いをするかもしれない。だけど、来年の3月、即ち下期が終わる頃の自分が、


「よっしゃ! 次の上期頑張ろう!」


 と言っている姿を想像できる。その姿を想像して、今日の明日も明後日も、自分の好きなことにチャレンジし続けるのだ。


 だが、できれば下期が終わる頃に自分にはこう言ってもらいたい。


「やったった! すごいな半年間の俺!」


 私は明日の自分に、明日の自分は明後日の自分にバトンをつないでいく。1日を区切りとして設けて、日ごとに自分の成長を確認していくのだ。半年後の自分を目指して。



 さて、本当に涼しくなってきた。急な気温の変化で風邪などひかないように注意してほしい。夜は暖かくして寝てほしい。朝寒かったりするし。



 この下期が皆さんにとって飛躍の下期になることを願っています。


 PS 風邪気をつけてくださいね。



きんぴら

 

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