57_これ太る奴やん
おはようございます。きんぴらです。
私は中肉だ。
私は少し前の身体測定で体重が68Kgに増えたと書いた。その後夕食を抜くなどして66Kgまで戻ってきた。よきよき。体が軽く感じる。
さてそんな体重を気にする系中年の私だが、今日はデブ活をしてきた。正確にはデブ活をしようとしていたわけではなく、デブ活になってしまったのだ。
ことの始まりは私が散歩を終えて帰宅し、風呂に入って歯を磨きながらテレビを見ていた時だ。あの悪魔の食事が特集されていたのだ。
その名も『カレーライス』!
カレーライスはライスの炭水化物もさることながらルーも高カロリーだ。要するにデブ飯。
テレビを見ていると海外料理とコラボしたカレーなどもあり、非常に興味をそそられる。具も様々で、牛もあれば豚もあり、鳥もあれば魚介もある。いろんな食べ方が楽しめるうえ、どんな食べ方でも美味しいのだ。
現に私は中学校のころまでカレーにマヨネーズをこれでもかとかけて食していた。今でこそ太るからやらないが、当時は心底「これが一番うまい!」と思っていた。高校生になって焼肉屋でバイトを始めると、今度はマヨネーズの代わりにコチュジャンをかけるようになった。これも別の辛さが味わえて美味しかった。
私のカレー談義はこの辺にしておいて、要するにその特集を見ていて無性にカレーが食べたくなったのだ。
とはいえカレーを作るのは面倒だし、部屋はカレー臭くなるし、どうせ食べたいのは今日だけだし?
と女子のような語尾で考えを纏めて、久しぶりに外食にすることにした。近所をカレーを食べられる店は多々あるが、定番のカレーを食べたかった。
そうなると『カレーハウスCoCo壱番屋』だ。
大学のころは毎日のように行っていたが今はあまりいかない。ただでさえ外食を減らしているので、私にとって優先度が低いココイチに行くことはそうそうない。多分2年ぶりくらいにココイチの入り口をくぐった。
人間とは恐ろしいものだ。
私はカレーが食べたかっただけだ。
だが入り口をくぐりカレーの匂いを嗅いだ瞬間、何かのスイッチが入った。
メニューを端から端まで目を通す。見たこともないライスの量の項目まで目をやる。
「食うならやっぱ安定の豚しゃぶがええな。これは昔から食っとってうまいんわかっとるし。でも久しぶりに来たのにこれだけってのもなぁ。今度いつ来るかわからんし。どうせならトッピングいくか。豚しゃぶは豚肉だから牛肉のトッピングにしよう。ほな揚げ物いっとこ。ビーフカツトッピングできまりや! んでも具が増えたらライスも増やさなバランス悪いな。ほなライスも400gに変更したらちょうどええやろ。ついでに辛いんがええから2辛にしてみよ」
少食の私の前にはでっかいカレーが置かれた。
いや、正直一般的な男性であれば難なく食べきる量だが、私はだいぶ無理して食べきった。
これを書いているのはカレーを食べてから約3時間後だが未だにお腹が苦しい。3時間前の俺に注意してやりたい。「自分が少食だということを忘れるな」と。
私は膨らんだ腹をさすりながら、重い体を店から追い出した。
「また2年こんでええわ」
テレビで感じていたカレーへの欲望は綺麗に霧散していた。
きんぴら




