54_携帯ゲーム
おはようございます。きんぴらです。
私は携帯ゲームをあまりしない。
……とは言ったが、実は昔はめちゃくちゃやっていた。多くのタイトル、多くの時間をかけてゲームをやっていた。
そもそも、私は幼少期からゲームが好きだった。運動神経もそこそこ良くて外で遊ぶことも大好き、そして家の中でテレビを見たりゲームをしたりするのも好き。アウトドアもインドアも楽しめる素敵な子供だった。
子供の頃にはまったゲームは、『ファミリーコンピュータ』ではスーパーマリオブラザーズ3、『スーパーファミリーコンピューター』ではスーパーマリオワールド、マリオカート、『プレイステーション』ではモンスターファーム、デジモンワールド、『セガサターン』ではThe King of Fightersのシリーズ、それから時代は流れ『PS4』ではDevil may Cry、『Wii』や『PSP』などではモンスターハンターをやりまくった。
それらにかけた時間を考えると恐ろしい。
特にDevil may Cry4に関しては99階層のBloody Palaceをクリアすることを日課にしていた。1回のクリアに大体2時間程度かかる。それを多い時には3~5回繰り返すのだ。めっちゃのめり込んでいたのだ。
当時はそのDevil may Cry4とモンスターハンター、そしてMMORPGにおびただしい時間と情熱を注いでいたのだが、ある日気がついた。
「俺なにやってんだろ」
そう。成長がないのだ。
ゲーム実況者になる、配信者になるなどの夢がある方にとってはゲームをやり込むことは重要なことだろうが、私にはそんな夢はなかった。あくまで『気晴らし』だ。であれば、ストーリー性のあるRPGなどのゲームは一通りクリアすればそれで良いし、格ゲーも気分がリフレッシュすればやめてしまえば良い。なのに、私はどっぷりとゲーム三昧の日常を送っていたのだ。
成長をしていない時間を過剰に過ごした私は、急に不安になった。
「このままではまずい。お金と時間をかけるだけかけて、人としては全く成長していない。資格も取っていなければ、現実世界で役に立つスキルが増えているわけでもない。ゲームの中の俺が成長しているだけだ!」
私は社会人の中堅社員となる状況でこれに気づいた。他の社員などは私がゲームをしている間に色々なスキルを身につけ、昇進をしていった。私も昇進はしたが、当初期待されてたほどの成果を挙げられていないことは自分でもわかっていた。
まさにこの一言。
「俺なにやってんだろ」
心の不安が大きすぎて、私はすぐに行動に移った。
ゲームをそもそもできないように、ハードゲーム機とゲームソフトを全てゲオに売りにいった。
時間とお金をかけていたスマホMMORPGはアンインストールした。
そう、暇つぶし(そもそも私に暇はない)や気晴らしをするのであれば、気軽に短時間でも外でも遊べるスマホがあればそれで良いのだ。がっつりゲームを楽しみたいという人以外はハードを買う必要がない。
そしてそのスマホで遊べるゲームも時間を取られるものは全てアンインストールする。これは自制心が必要だが、時間の無駄ということに気づいた私は今でもその危機感は持っていて、オートプレイできるゲームしかインストールしていない。
ゲームに対する情熱は人それぞれだ。もちろん「ゲームをもっとやりたい!」と思っている人を否定する気はさらさらない。自分の好きなことをやるのは良いことだ。できればそれを仕事に活かすとなお良いと思う。
ただ、「時間がない」とか「時間が勿体無い」とか思っている人は今すぐゲーム離れをすることをお勧めする。やっても気晴らし程度となるようにコントロールしてみてほしい。
とは言ってもそんなコントロールは難しいと思う人は、こう考えてほしい。
「今俺がゲームしているこの数時間の間に、ライバルは勉強したり実績つけたりしてるんだろうな」
ライバルはそれぞれの夢や仕事で置き換えてほしい。
絵描きなら、ライバルはその間も絵を描いている。
野球選手なら、ライバルはその間も選手の研究やバッティング練習をしている。
コックなら、ライバルはその間に料理の研究や試作をしている。
これが例えば1日1時間積み重なったらどうだろうか。年間で365時間の差が生まれてしまうことになる。
能力は個体差があるが、時間はみんな平等に与えられているものである。だとすると、「平等に与えられたものを放棄している」のに他ならない。「個体差をカバーするための時間を放棄している」と考えることもできる。
ゲームは面白い。私も実際に10年ほどやりにやりまくった。その結果とても後悔している。
ゲームの時間を英語学習に当てていれば、TOEICで700点は取れていただろう。簿記1級も取れていただろう。ファイナンシャルプランナー1級も取れていただろう。
遅くはなったが、私は気づけてよかった。おかげで今は小説を書いている間にオートプレイでアイテムを集めてもらっている。私が時間を使うのは『強化することだけ』だ。それが気晴らしだ。1日大体10分を2回くらい。
スマホゲームでは『周回』するコンテンツが本当に多い。私は『周回』が本当に嫌いだ。某パズルゲームでも、引っ張りハンティングでも、強化するためには何十時間もかけて同じステージを繰り返す。
……なんのために? モンスターを強化するために? そのために何十時間も同じステージをグルグル……。
書いていて本当に恐ろしくなる。
私の今やっているゲームはオートプレイで周回を自動でひたすら繰り返してくれる。さらに、1日に回数制限のあるステージに関してはスキップ機能があり、5秒程度で回数上限のあるステージは終了する。ユーザーの時間を無駄にしない工夫がちりばめられている。素晴らしいゲームだ。
ゲームは悪いものではない。製作側の熱意と創意工夫で、世に素晴らしい作品を生み出している。だが、それらとの付き合い方に関しては本当に考えなければならない。ゲームを生業にしたい人は没頭すべき、気晴らし程度、ストーリー重視の人は1日に上限を持ってやるべきだ。
正直にいう。
私はゲームにのめり込んでいた時より、今の方がストレスが少ない。『適度』を手に入れた私は、何時間もかけたゲームをやめる時の絶望を味わうこともなくなり、ゲームをやっていた時間でいろんなことができるようになった。ゲームで夜更かしをして次の日が辛いということもない。
もし、昔の私のようにゲームにはまって苦しい思いをしている人がいれば、是非参考にしてもらえたらと思う。最後に、もう一度私のとった対策をまとめておこう。
《物理面》
・ハードのゲーム機は全て売却
・スマホのオート機能つきのゲーム以外アンインストール
《精神面》
・やりたくなったらライバルのことを考える
・有限な時間を浪費していることを想像する
・ゲームをしていた時間で何ができたかを考える
補足になるが、私はDMCシリーズが大好きだ。初代から4、そして「DmC Devil May Cry」をプレイしてきた。だが、現時点での最新作「Devil May Cry5」に関してはプレイしていない。前述の精神面で乗り切った。だが内容は知りたいので、ムービーシーンだけを切り取ったyoutubeでストーリーは楽しんだ。時間にして1時間30分ほど。プレイしたらクリアまでおそらく24時間以上は要しただろう。
それだけで22時間を私の人生でゲームから引き剥がせたのだ。
もう一度いうが、私はゲームが好きだ。だが、その付き合い方は気を付けないと人生の大半の時間を持って行かれ、自分の人生設計やキャリアプランが壊れる可能性があるということに注意してほしい。
さて、今日もこうしてこの記事を書いている私の横でスマホのオートプレイが走っている。
この後風呂に入って外出するから、歯を磨いてる間に取得したアイテムを強化に回してゲームは終わりにしよう。恋愛小説の方の第5話が2万文字を突破する事態となっているから、それをなんとかしなければ。
ゲームより、そちらに時間を費やしたい。
今日も1日が始まる。できる限り、自分のやりたいことに、自分が楽しいと思えることに、そして明日の自分が今日の自分より成長しているように『今日』という日を。『時間』を。大切に使っていきたいと思う。
それでは今日も1日頑張ろう!
私も頑張る!
きんぴら




