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1959/2010

1959_Rainy 75~理想と現実のあいだに~

おはようございます。きんぴらです。



今日は2025年11月28日、金曜日だ。


 現在、様々なECサイトでブラックフライデーが開催されている。私は特に欲しいものがなかったのだが、「そういえば」と突然思い立ち、とある商品を購入した。


 それは、WOBKEYの『Rainy 75 Lite』だ。


 挿絵(By みてみん)


 このキーボードは非常に打鍵音が良いことで知られており、私も以前から気になっていた。しかし購入に踏み切らなかった理由が二つある。


 一つは重量が2キロもあること。通常のキーボードでは考えられない重さだ。複数のキーボードを使い分ける私にとって、この重量は交換のたびにストレスになりかねない。


 もう一つはUS配列であること。私はJIS規格のキーボードしか使っておらず、タイピングに慣れるまで時間がかかる可能性が高い。最悪の場合、最後まで慣れないまま終わることも考えられる。


 しかし、ブラックフライデーで安く購入でき、英字配列のタイピング体験や心地よい打鍵音を得られるのであれば「アリ」だ。



 届いた箱を手にした瞬間、その重さに驚く。まるで「爆弾か?」と疑うほどだ。


 見た目は文句なしに美しい。これまで五つのキーボードを使ってきたが、デザインに関しては間違いなく一番だ。机の上に置くだけで、空間が少し洗練されるような気がする。


 そして打鍵音。低く「コト」と響くその音は、噂に違わぬ心地よさを持っていた。雨音に例えられることもあるが、雨音好きの私にとっては少し違う。ただ、確かに近しい癒しの効果がある。キーを叩くたびに、静かな満足が胸に広がる。


 


 デザインはナンバーワン、打鍵音も心地よい――ならメインとして据え置きたいところだが、そう簡単にはいかない。理由は英字配列だ。


 全角・半角の切り替えや記号の位置の違いに戸惑い、エンターキーの小ささに誤操作を繰り返す。MacとWindowsを行き来する私にとって、さらに英字配列が加わると操作体系は四つに増える。慣れることが新しい混乱を生み、すでに馴染んだキーボードの感覚を崩しかねない。


 「キーボードは一つに慣れれば十分だ」――そう思うと、他の規格に時間を費やすことが惜しくなる。


 結局、Rainyは私のメインにはならないだろう。インテリアとして飾り、時折その打鍵音を楽しむ程度に留めるつもりだ。もっとも、2キロの重さは飾る場所さえ選ばせるのだが。



 買って後悔した、と言えばそれまでだ。けれど、後悔の中にも一つの期待がある。もしこの美しいデザインにJIS配列が組み合わされる日が来るなら、そのときこそ、私の机の主役に迎えたい。


 お願いします。WOBKEY様



それでは、今日も頑張っていきまっしょい!


きんぴら

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