162_風の谷のナウシカを好きすぎる男 その2
おはようございます。きんぴらです。
今日は2020年12月28日。月曜日だ。
今日も予定通り起きて風呂に入ったが、やはり歯の痛みがすごい。集中力を掻っ攫われる。これはまずいということで、昨日のうちに歯医者を予約してある。今日の19時に通院予定だ。早く治ってほしい。
歯医者なんて何年ぶりだろう……。最後に行ってから10年以上経過しているのは間違いない。それまで歯が痛むことなんて無かったのに。
とにかく、今日の19時には少しマシになると信じて、我慢することにしよう。
さて、それはそうと、昨日『風の谷のナウシカ』の漫画が届いた。全7巻で収納できる箱が付いてくる。
大きめなサイズのその漫画は、白色のブックカバーの表紙にイラストが描かれていて、さらに1ページめくるとそこにはポスターが挟まれている。
いずれも落ち着いたな色合いの中に、迫力を感じさせるタッチでキャラクターが描かれている。
30年前に書かれたイラストを味わえる。
1巻の1ページ目に目を通すと、ナウシカが腐海に入るところから始まっている。映画ではユパ様が死んだ街を歩くところからスタートだった。早速違いがあって、この先の展開にどんな違いが生まれるのか楽しみになった。
ネタバレしないように注意しながら話すが、ナウシカは漫画の中ではオームと会話することができる。『念話』というらしい。この力を使ってナウシカは世界を救おうと奔走する。
映画で描かれているのは、漫画の2巻の終わりまでだがここに至るまでにも多くの違いがあった。
漫画では、オームの幼生を囮にしているのはペジテの人間ではない。
ナウシカがオームの触手の上で歩くシーンを見て、過去の伝承を語るのも大婆様ではない。
だけど、映画では漫画に出てくる他国を省くことで簡潔に理解しやすく纏められている。
だから違いがあると言っても、映画の素晴らしさは変わらない。むしろ、素晴らしい編集をしていると讃えたいほどだ。
では素晴らしい編集を加える前の漫画は素晴らしくないのか。と言えば全くそうではない。
映画の素晴らしいところは、あの物語を2時間の動画に置き換えるにあたって、うまく組み替えて話を綺麗に分かりやすくしている点だ。
漫画では映画に収録された範囲にも、後々影響を与える人物が登場し、映画以降の話を広げていく。
映画のあと、ナウシカはトルメキア軍に加わり、とある国との戦禍に巻き込まれる。
その後、腐海の拡大を止めようと奔走する。
最後は腐海が生まれた理由を突き止めて……これより先を言ってしまうとネタバレだ。
ものすごく深い話だった。感動したし、よりナウシカのことを好きになった。
聖母やん……と何度思ったことか。
映画より内容は深いし闇の部分も多く出てくるが、それゆえに今の自分たちの生活を振り返る良い機会になった。
届いてから、休むことなく一気読みして、気づけば6時間が経過していた。終わった直後は脳が考えることをやめてくれず、一度眠りについた。
この本は売らずに持っておこうと固く誓った。そして今も私の本棚に収納されている。
さて、ナウシカを見ていると頑張らねばと思う。勇気と元気と勢いを与えてくれる。
彼女は私のやる気スイッチだったのだ。
それでは、やる気スイッチが昨日からずっとオンの私だけれど、このまま頑張るとしよう。
皆さんも、今日も頑張りまっしょい!
きんぴら