10_トイレ
私はトイレにいる時間が好きだ。
臭いのが好きなのではない、何かとスッキリするのが好きだ。
だが、どんなトイレでも良いわけではない。
私が考える最高のトイレとは以下の条件を満たすもの。
・清潔感がある。
・天井が高い。
・横幅が広い。
・ドアの上と下の隙間が狭い。
・個室が暗め。
・話し声が聞こえない。
ウォシュレットに関しては水を持ち歩いているので、なければなくても良い。なんなら無いほうが清潔な気すらしている。
で、これらの条件を全て満たしているトイレというのがあるが、それにはなかなか出会えない。
というのも、ここまで完璧なトイレは都会の中心地から少し離れた車で行くようなパチンコ屋か高級大型施設くらいだ。
ただ、出会えたら最高。思う存分用を足すことができる。逆に何か気になるところがあるトイレでは本気が出せない。どこか躊躇している自分がいる。
なので、そのようなトイレを見つけると私のトイレマップにインプットされる。
ちょっと「ん?」と思ったらトイレマップから最寄りのトイレを選択し、そこに足を運ぶのだ。
インプットは多ければ多いほど良い。なぜならトイレは自分だけのものではない。みんなのものだ。誰かが既にあの小さな箱の中に身を隠している可能性がある。
そのとき、余裕がなければ大人の尊厳を失うことになりかねない。
そのためにも、より多くのトイレをインプットしておくに限るのだ。
なお、私の周りには大人の尊厳を失った男たちが3名いる。
是非トイレマップを潤沢にしておいて欲しい。
皆さんの大人の尊厳を守るために。
この流れで明日はトイレの我慢について書こうと思う。
では、皆さんのより良いトイレライフを願っている。