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インスマス・シャルスト  作者: ヤイヤイ
インスマス編
6/29

暗黒平原③

シャルストとロール・フロートは、焚き火を片付けた。そして、港を目指して、歩き出した


あーー、しんどい。足の痺れは、消えた。でも、疲れたよ〜


「シャルストさん、見てください」


ロール・フロートが指を刺した、方向をシャルストは、見た


あれは…さっきの魔物


ロール・フロートが指を刺した、方向にシャルスト達を襲った、魔物が居た


「シャルストさん、あの魔物を知ってますか?」


「ああ、知ってる。さっき、話しただろ…俺の事を襲って来た、魔物を」


「あの魔物が…」


「とりあえず、殺して来る」


シャルストが魔物に近づこうとするとロール・フロートは、シャルストの服を掴んだ


「シャルストさん、まずは、魔物を知るために様子見をしましょうよ?」


確かに、魔物を知る事は、必要かも知れない


シャルストとロール・フロートは、魔物の観察を始めた


魔物の観察を始めたけど…魔物は、歩いてるだけ。


「魔物…ぶっ殺しても良い?」


「私が魔物を知りたいので駄目です」


クッソ…この状況なら奇襲して、楽に殺せるのに


「シャルストさん、魔物が洞窟に入りましたよ」


「じゃあ、追うか…」


シャルストとロール・フロートは、魔物が入った、洞窟の目の前に来た


「シャルストさん、魔物を追います?」


俺は…追っても追わなくてもどっちでも良いんだよな


「お前が決めな」


「じゃあ、追いましょう」


俺とロール・フロートは、洞窟に入った。そして、洞窟の奥には、階段があった


「シャルストさん、階段ですよ」


「そうだな」


この階段が魔物の手によって、作れたものなら…魔物の数は、多そうだな


「降りてみるか?」


「はい…降りてみましょう」


シャルストとロール・フロートは、階段を降りた


俺は…初めて見た。魔物が作った…町を


「シャルストさん…戻りましょう」


シャルストにロール・フロートは、震えた声で提案した


「どうした?、怖がって」


「ちょっと…心配になって」


確かに、町を作った。魔物は、普通は、居ないから心配にもなるよな


「そうだな、戻ろう」


シャルストとロール・フロートは、階段を登り始めた


あの魔物は、町を作るだけの知性がある。それだったら俺たちに気付いてる可能性もある…そして、俺たちを此処まで誘導したり出来るかも知れない


シャルストが魔物の可能性を考えているとロール・フロートが立ち止まった


「シャルストさん…階段の上に魔物が」


階段を登った、先に3体の魔物が居た


「やっぱり、誘導されてたか…」


シャルストは、ロール・フロートの前に出た


ロール・フロートを守りながら殺せるか?


シャルストは、右手で剣を構えた。

魔物は、シャルストに襲い掛からず動かなかった


人数で勝ってるのにこいつら、なんで襲わないんだ?


「シャルストさん!」


ロール・フロートの声を聞いた、シャルストは、後ろを振り向いた。ロール・フロートを連れ去ろうとする、魔物が居た


こいつら…最初からロール・フロートを連れ去るために…


ロール・フロートは、魔物に連れ去られた。

そして、魔物は、シャルストに襲い掛かって来た


「流石に3匹は…辛いぞ」



「ハァ…ハァ…本調子じゃないから辛かった」


シャルストは、3匹の魔物の死体を後にした


魔物は、強かった。3匹全員、殺したけど…時間が掛かった


シャルストは、階段を降りて、魔物の町に着いた


この町の何処に居るんだ?


シャルストは、魔物の町を歩き回った


ロール・フロートは、何処に行ったんだ?


シャルストは、ロール・フロートを探し回ってると魔物と遭遇した


また…居たよ


シャルストは、魔物と戦闘になった。

そして、シャルストは、魔物の胴体を切断すると直ぐにロール・フロートを探した


居ねえ…建物の中に居るのか?…ハァ…建物の中も探すか…


シャルストは、近くの巨大な建物の中に入って、ロール・フロートを探した


クッソ…居ねえ


シャルストが巨大な建物の中を歩き回ってると箱を持った、魔物が居た


あの魔物は、なにを持ってるんだ?


シャルストは、隠れて、魔物を追った


この先にロール・フロートは、居るかな?


魔物は、大きな穴の前に止まると箱の中の物を穴の中に捨てた


なにを捨てたか気になるな…行ってみよう


シャルストは、魔物が居なくなったのを確認するとシャルストは、大きな穴の方に行った


この穴は…ゴミ捨て場かな?


「この下には…ロール・フロートは…居ないな」


いや、ロール・フロートが既に殺されて、捨てられてる可能性があるな


「行ってみるか」


シャルストは、大きな穴に飛び込んだ



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