暗黒平原②
「寝たら…体調は、良くなりましたよ。シャルストさん…シャルストさん、何処に居るんですか?」
目が覚めた、ロール・フロートは、シャルストを探し始めた
「シャルストさん!…何処に居るんですか?」
ロール・フロートは、シャルストを探してるとロール・フロートは、シャルストのガスマスクを見つけた
「シャルストさんの…ガスマスク?…シャルストさん!?」
ロール・フロートは、シャルストを焦りながら探した
シャルストさん…生きててください
「……シャルスト…さん」
ロール・フロートは、倒れてる、シャルストを見つけた
「シャルストさん、大丈夫ですか!?」
ロール・フロートは、倒れてる、シャルストの体をゆすった
シャルストさんの体が動かない…シャルストさんにガスマスクを付けないと
ロール・フロートは、シャルストにガスマスクを付けた
ガスマスクを付けたんで毒は、大丈夫ですね
「シャルストさんの左腕が…」
ロール・フロートは、左腕の傷に気づいた
これは…魔物の噛み跡
「とりあえず、止血をしましょう」
ロール・フロートが布を取り出すとシャルストの左腕の傷を布で止血した
シャルストさんが目を覚ますまで私が…シャルストさんを守らないと
「痛え…左腕が熱いな」
シャルストは、目を覚ました
意識を失う前は、ガスマスクは…付けてなかったよな
「シャルストさん…目…覚めたんですね」
「うん…お前がガスマスクを付けてくれたのか?」
「そうですよ。シャルストさん…」
「ん?、どうした?」
「なんでもありません。シャルストさん、立てますか?」
シャルストは、立ち上がろうとしたが立ち上がれなかった
「ごめん、毒で足が痺れてるから無理そう」
「じゃあ、肩を貸しますね」
シャルストは、ロール・フロートの肩を借りて立ち上がった
「私がシャルストさんに合わせます。なのでシャルストさんのペースで歩いてください」
ロール・フロートの肩を借りてシャルストは、歩き出した
「シャルストさんは、私が寝ている間に魔物と戦ったんですよね」
「なんで知ってるの?」
「シャルストさんの左腕の噛み傷で分かりました」
「なるほど…お前が寝てる時に4つの腕を持った…見たことがない魔物が現れたんだ」
「4つの腕を持った…魔物?」
「そう。魔物は、強いかは…分からない」
「こんな場所じゃあ…本気で戦えませんよね」
「そうだよ…ガスマスクが無くなったら空気中の毒で動けなくなるし…ハァ…災厄の環境だよ」
「そうですよね…シャルストさん、今日は…もう、休憩しませんか?」
「そうしたい」
シャルストとロール・フロートは、地面に座り込んだ
「シャルストさん、私、薪を集めて来ます」
「俺は、足が痺れてるから此処で待ってる」
ロール・フロートが薪を集め終わるとロール・フロートは、戻って来た
「今から焚き火を作りますね」
ロール・フロートは、火起こしを始めたがロール・フロートは、火起こしに苦戦した
「あれ?…これでも出来ない?…あれ?」
「出来なら俺が火起こし、やろうか?」
「…………シャルストさん…お願いします」
シャルストは、慣れた手つきで火起こしを始めた。
こんな…感じかな?
シャルストは、薪に火の着火をした
「これで、良い?」
「はい、これで大丈夫です」
シャルストとロール・フロートは、焚き火を囲んだ
「シャルストさん…強いし火起こしも出来て、凄いですね」
「お前も出来るようになるよ」
「シャルストさん…海上調査隊に入隊しませんか?」
「俺、海上調査隊の事は、詳しく知らないんだよ」
「じゃあ、説明しますね…海上調査隊は、簡単に言うと海上都市グルーンが運営してる、組織です。そして、海上調査隊の仕事は、歴史の研究です」
「海上調査隊は、歴史の研究が仕事なのにルリム・シャイコスと戦ってたんだ?」
「古の時代を知る為です」
「ん?…でも、古の魔物と戦う必要がないと思うんだよ」
「私も…そう、思ったんですけどね。上層部が決めた事なので」
「へぇ〜、大変だね」
「大変ですけど給与は、良いですよ」
「なるほど…俺は、金には、困ってないから入隊する気は、ないかな」
「そうですか…まあ、入隊したくなったら言ってください」