表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
インスマス・シャルスト  作者: ヤイヤイ
インスマス編
4/29

暗黒平原①

「シャルストさん、港までどれくらいで着きそうですか?」


ロール・フロートの質問に地図を持った、シャルストは、答えた


「早くて…2日。遅くても3日で着くな」


「私の見立てだったら、1週間は、掛かると思ったんですが…旅慣れしてますね」


「まあ…10年以上旅をしてるからな」


「え!?、シャルストさんは、10代に見えるんですけど?」


「まあ、俺は、17だからな」


「え?…シャルストさんは、7歳から旅をしてるんですか?」


「そうなるな」


「人生、大変だったんですね」


「大変だったよ」


俺は、暗黒平原を歩いてときに色々と気づいた。

1つ目、空気中の毒素の効果で魔物の発生が少ない。

2つ目、ガスマスクで毒素が抜けてるけど。毒素が無くても空気が悪くて、魔物に襲われた際に本調子で戦えなくなってる


「シャルストさん、少し…休憩しませんか?」


シャルストに顔色の悪い、ロール・フロートが提案した


「そうだな」


シャルストとロール・フロートは、休憩を始めた


早く、暗黒平原を抜けないとロール・フロートの体調が悪くなる、一方だな


「シャルストさん…少し、寝ます」


ロール・フロートは、近くの木に寄りかかると眠りに着いた


ロール・フロート…やっぱり、旅慣れしてないか


「これは…想定よりも時間が必要になりそうだ」


ロール・フロートは、目を覚ました


「体調は、良くなった?」


「はい、良くなりましたよ」


「なら…また、歩くぞ」


「そうですね」


シャルストとロール・フロートは、暗黒平原を歩き始めた


「シャルストさんは、体調が悪くならないんですか?」


「体調は、悪くなってるよ」


「でも、シャルストさんは、顔色は…普通ですけど?」


「慣れてるかどうかだよ」


「慣れ…ですか?」


「そう。俺は、10年間で色々な場所に行った…だから、お前よりも数多くの経験があるから」


「なるほど…シャルストさんは、凄いですね」


「俺は…凄くないよ」


「シャルストさんは、普通のことかも知れませんけど…私から見たら…凄いですよ」


俺は…ロール・フロートの言葉を理解出来なかった


シャルストとロール・フロートは、暗黒平原を歩き続けた


「シャルストさん…少し、肩を貸してください」


ロール・フロートは、シャルストの肩を借りて、歩いた


こいつ…また、顔色が悪くなってるな


「歩けなくなったら言えよ」


「全然…私、歩けますよ」


声色も悪いな…仕方ないよな


シャルストは、ロール・フロートをおんぶした


「シャルストさん…私、歩け…ますよ」


「いやいや…お前は、顔色も声色も悪い。それに、こっちの方が速く進める」


「ごめんなさい…シャルストさん」


「謝るくらいなら…寝てろ」


「そうですね…では、少し…」


ロール・フロートは、シャルストの背中で眠りに着いた


「なんで…魔物が来るんだよ」


シャルストの前に4つの腕を持った、6mのけむくじゃらの巨人の魔物が現れた


見たことがない…魔物だ


魔物は、シャルストに向けて走って来た


やるしかないか


シャルストは、右腕で腰の剣を抜いた


「首を落としす」


シャルストは、魔物の首を狙って、剣を振ったが魔物は、2つの腕でシャルストの剣を止めた


こいつ…普通の魔物じゃないな


魔物は、残った、2つの腕でシャルストの背中で寝ている、ロール・フロートを奪おうとした


この魔物…寝てる、ロール・フロートを狙ってる


シャルストは、右腕の剣を離して、魔物から距離を取った


ロール・フロートを起こしたいけど…多分、起こしてる間に接近されなるな…


シャルストは、眠っている、ロール・フロートを地面に置いた


まずは、奪われた…剣を取り返す


シャルストは、魔物に接近すると魔物は、シャルストの剣を地面に刺すと魔物もシャルストに近づいて来た


蹴りを入れて、怯んだ隙に剣を抜くしかない


シャルストは、魔物に蹴りを入れた


怯んで…ない


魔物は、シャルストの足を掴んで、何度もシャルストを地面に叩きつけてた


クッソ…体…痛え


魔物がシャルストを地面に叩きつけるのをやめるとシャルストは、一瞬で立ち上がって、剣を取りに行った。シャルストは、右腕で剣を抜いた


これで…魔物を殺せ…


「ガスマスクが…ない」

 

ガスマスクが無くなった、シャルストの量目と鼻から血が出てきた。


「すぐに魔物を殺して…ガスマス…クを」


シャルストは、体が麻痺して、地面に倒れた


体が動かない…いや、腕は…少しだけ動く


シャルストが状況を整理していると魔物は、4つの腕でシャルストを持ち上げた


魔物は…俺に何をする気だ?


魔物は、シャルストの左腕を喰い始めた


この野郎…俺の左腕を…いや、これは…チャンスかも知れない。右腕は…よし、動くな


シャルストは、右腕の剣で魔物の首に剣を刺した


頼む…死んでくれ


シャルストの左腕を喰っていた、魔物は、痛みでシャルストを投げると魔物は、逃げ出した


ガスマスクを探さないと


シャルストは、腕でガスマスクを探した


まずい…意識が…


シャルストは、意識を失った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ