母なるもの=邪神ハイドラ
「ヒャッハァ!…インスマス、狩りの時間だぁ!」
魔神ヌギルトゥルは、シャルストに向けて、飛びかかった。シャルストは、右手の剣で魔神ヌギルトゥルの爪を弾いて、防いだ
「止められたか…なら、速度を上げるとしよう」
魔神ヌギルトゥルの爪の攻撃の速度が上がった
チッ…速すぎる、防ぐので精一杯だ。スピードの対策をするかぁ
シャルストは、後ろに飛んで、魔神ヌギルトゥルから距離を取った。そして、目の前の地面に簡易板の撒菱を撒いた
「撒菱か…確かに俺の速度を封じるなら良いかもしれないなぁ…でも、飛び越えれば、問題…ないんだよ!」
魔神ヌギルトゥルが大きく飛んで、シャルストの方にきた
どうする? 着地を狩るか?…でも、相手は、魔神ヌギルトゥルだ。危険すぎるか? いや、危険だったとしてもチャンスがあるのに逃すのは、勿体無いよな
シャルストは、魔神ヌギルトゥルの着地地点を予想した。そして、予想した、着地地点に向かった
後、3秒後に今、俺の居る、場所に魔神ヌギルトゥルが着地する。そこを狩る
「なるほど…俺の着地を狩るつもりか…なら、蹴ってやるよ!」
シャルストは、魔神ヌギルトゥルの着地を狩るため剣を振った。魔神ヌギルトゥルは、シャルストの剣の刀身の部分に乗った
「インスマス、狩りぃぃぃぃ!」
魔神ヌギルトゥルは、シャルストの頭に蹴りを入れてきた。魔神ヌギルトゥルは、蹴りを入れるとシャルストの剣の刀身から離れた
痛ぇ…頭蓋は、無事だけど…撒菱を撒いても飛び越えてくるか…でも、飛び越えてきたなら魔神ヌギルトゥルのスピード対策は、一応…出来るよな?
シャルストは、簡易板の撒菱を撒きながら魔神ヌギルトゥルから距離を取った
「撒菱…厄介だなぁ!」
魔神ヌギルトゥルは、大きく飛んで、俺の方に近づいてきた
着地を狩りは、無理…なら、剣を投げつけるまで!
シャルストは右手に持った、剣を魔神ヌギルトゥルに向けて、投げつけた
「インスマスの野郎…武器を!」
魔神ヌギルトゥルは、シャルストが投げつけた、シャルストの剣と激突した。そして、魔神ヌギルトゥルは、体勢を崩した
俺の剣が激突したことで体勢を崩した…今なら着地、狩りに行ける!
シャルストは、2本目の剣を抜いた。シャルストは、魔神ヌギルトゥルの着地を狩りに行った
「死ね…魔神ヌギルトゥル」
シャルストは、体勢を崩した、魔神ヌギルトゥルに剣を刺した。シャルストは、剣を抜くと魔神ヌギルトゥルから距離を取った
「インスマスが…調子に…乗るなよ!」
俺は、インスマスの剣が刺さった、部分を一瞬で再生させた
「インスマス…貴様をぶっ殺してやる!」
魔神ヌギルトゥルは、シャルストに一瞬で近づいた。魔神ヌギルトゥルは、両手の爪でシャルストに猛攻撃を始めた
やっぱり、速いなぁ…魔神ヌギルトゥルは、キレてるから爪の攻撃が単調になってるから防ぐのは、容易い
シャルストは、魔神ヌギルトゥルの爪の攻撃を防ぎ、続けた
この俺、魔神ヌギルトゥルがインスマス、1匹に苦戦している?
「この俺…魔神ヌギルトゥルがぁぁぁぁ!」
魔神ヌギルトゥルの左腕をシャルストは、斬り落とした。魔神ヌギルトゥルは、左腕を押さながら尻餅をついた
インスマスが…この俺、魔神ヌギルトゥルを追い詰めてる?…ありえない! インスマスを殺す、方法を…考えなければ
「地形を利用する…必要は、なかったな」
尻餅をついた、魔神ヌギルトゥルにシャルストは、ゆっくりと近づいた
そうだ…インスマスならインスマス父=邪神ダゴンに憎しみを持ってる、野郎が多い
「インスマス…俺を殺したら…インスマス父=邪神ダゴンの情報を知れないぞ?」
「そうか…早く、話せ」
シャルストは、剣を戻した
「インスマス父=邪神ダゴンは、ルルイエの円盤って名前の3枚の純金の円盤を集めているんだ。俺の封印を解いたのもルルイエの集めさせるためなんだ」
体力は、消耗するが…情報を話してる、間に左腕を再生させる
魔神ヌギルトゥルは、シャルストに斬り落とされた、左腕を一瞬で再生させた
「情報は、感謝する。でも、今から殺す」
シャルストは、剣を抜いた。尻餅をついた、魔神ヌギルトゥルに剣を振り下ろした
今ならインスマスを殺せる
魔神ヌギルトゥルは、シャルストの右足に蹴りを入れた。シャルストの右足から骨が砕ける、音が鳴った
「右足、粉砕! インスマス、狩りの再開だぁ!」
魔神ヌギルトゥルは、シャルストに爪での猛攻撃を再開した
右足が折れたことで魔神ヌギルトゥルの爪の攻撃を防げなくなってきた…インスマスの特性を活かすために池まで誘導するか
シャルストは、魔神ヌギルトゥルの爪の攻撃を防ぎながら池に向かった
「右足が折れたせいで俺の攻撃を防げなくなったな…次は、腹に穴を開けて、やるよ!」
シャルストの腹に魔神ヌギルトゥルの左手の爪が刺さった
これで、インスマスの動きが鈍る。もう…インスマスを殺せるなぁ
「痛いけど…捕まえた」
シャルストは、腹に刺さった、魔神ヌギルトゥルの左腕を掴んだ
「池に落ちて…苦しめて、殺す」
シャルストは、魔神ヌギルトゥルの爪を抜くと池の方に投げた。魔神ヌギルトゥルは、池に落ちた
「俺も…池に入るとしよう」
シャルストは、池に飛び込んだ
インスマスの野郎…何をする気だ? まさか、池の中で戦う気か!?
「今から…苦しめてやるよ」
このインスマス…ぶっ殺してやる!
魔神ヌギルトゥルは、シャルストの方に泳いだ
「水中だと…遅いなぁ」
シャルストは、一瞬で魔神ヌギルトゥルの背後まで泳いだ。シャルストは、魔神ヌギルトゥルの足を斬り落とした
インスマスの野郎…一瞬で俺の背後まで泳いだのか!? 右足の骨を砕いた。更に俺の爪で腹に穴が開いてるんのにこれだけの速度で泳げるんだ?
魔神ヌギルトゥルは、足を一瞬で再生させた
インスマスの野郎…絶対に殺してやる
魔神ヌギルトゥルは、シャルストと同じ速度で泳いだ
地上では、俺よりも遅かったのに水中だと俺と同等か…いや、俺の方が遅いか…不快だぁ!
シャルストと魔神ヌギルトゥルは、水中で激しい、戦いを繰り広げた
まずい…酸素が必要だ
魔神ヌギルトゥルは、空気を吸うために水面まで泳ぎだした
「行かせるか」
シャルストは、水面まで泳いでる、魔神ヌギルトゥルの元まで泳いだ。シャルストは、一瞬で魔神ヌギルトゥルの四肢を剣で切断した
まずい…四肢を切断された…酸素が少ないから…再生、出来ない
「一人、寂しく…溺死しろ」
魔神ヌギルトゥルは、池に沈んでった
「溺死なら…苦しむだろ」
シャルストは、水面まで泳い。シャルストは、地上に出た
「魔神ヌギルトゥル…我の子…インスマスに敗北か」
「ねぇ…貴方…あれ程の実力を持った、インスマスが生まれたのは…500年前振りよね?」
「そうだ…我の妻、母なるもの=邪神ハイドラ」
「魔神ヌギルトゥルがルルイエの円盤の場所を調べてくれたおかげで…残りの2枚の場所も分かったわね」
「バルディス魔導王国にある、ルルイエの円盤を回収したら次の目的地は、古王国バル=ザゴスだ」