ヌギルトゥル
魔法陣の上に居る、魔神ヌギルトゥルと槍を持った、男が居た
「貴様! この俺、魔神ヌギルトゥルの封印が解けたら貴様の子孫を皆殺しにしてやるからなぁぁぁ!」
「ブッ…アハッハッハッハッ!」
「貴様…何がおかしい」
「笑ってしまった…お前の頭の悪さに」
「貴様…今、此処で…ぶっ殺してやる!
「いやぁ、無理無理…この封印は…黄衣の王=邪神ハスターの封印を元にして、自分が一から作ったんだぞ」
「元にした、封印をハスターは…自力で解いたらしいけどなぁ!」
「黙れよ…第二次ハスター大戦の敗北者…お前は、魔神ルートラ・ラディオールと違って…自分にすら勝てない…弱蛆虫が」
「まぐれで勝ったくせに…調子に乗りやがって」
「敗者に口無しだ…後、自分の子孫を皆殺しにすると言っていたけど…自分は、結婚をしないから子供も出来ない…だから、自分の血筋は、自分で終わりだ」
「貴様…人間に三代欲求の中に性欲があるのは、子孫を残すためにあるんだぞぉ?」
「自分の恋人を殺した…お前が言うのかよ」
俺の前から槍使いは、居なくなった
思い出した…槍使いの名前は、ルスト・ロクベル…魔神バイアグーナと魔神ディグラの2体を同時に戦って、勝利したり古王国バル=ザゴスの守護者=邪神ゴル=ザゴスを封印したりと色々なことをした、人間にしては、強い、男だ
「元々は、魔法使いだったはずだけど…なんで…槍使いになったんだ?」
そして、何百年後が経った。封印のせいで動けない、俺の前にインスマスのように二足歩行の邪神と2から3m位で体は、イカに手が生えた、感じで足がタコのように8本の邪神が現れた
「夫婦揃って、俺に用か? 邪神ダゴンと邪神ハイドラ」
「魔神ヌギルトゥル…我に協力しないか?」
「俺に協力して欲しいならこの封印を解いてみろよ!」
「なるほど…封印を解けば良いのか」
邪神ダゴンは、ルスト・ロクベルが黄衣の王=邪神ハスターの封印を元に作られた、封印が簡単に壊した
「封印を破壊したぞ? 第二次ハスター大戦の時のように…逃げるなよ」
「インスマスが俺に命令するな…殺すぞ」
魔神ヌギルトゥルと邪神ダゴンは、睨み合った。そして、魔神ヌギルトゥルは、邪神ダゴンに爪で攻撃を仕掛けた
俺の攻撃は、邪神ダゴンのタコの足の触手に止められた
「チッ…分かったよ。俺に何をさせたいんだ?」
「3枚のルルイエの円盤を集めるのを手伝ってくれ」
ルルイエの円盤とは、純金で作られた物だ。そして、大いなる者=邪神クトゥルフを目覚めさせることが出来る。数百年前では、ルルイエの円盤は、3枚あり、3枚、全てを集めるとルルイエ浮上の儀式が出来るようになる。そして、3枚のルルイエの円盤は、別々の場所で保管されていた
「大いなる者=邪神クトゥルフが目覚めたら黄衣の王=邪神ハスターがまた、大戦争が始まるぞ?」
「問題ない…黄衣の王=邪神ハスターは…自力で封印を解けないほどに弱体化している」
「なら、大いなる者=邪神クトゥルフが目覚めたら…楽しい日々が始まるなぁ!」
そして、封印が解かれた。そして、地平に向かって、続く、魔神ヌギルトゥルの足跡が残されていた
俺は、ルルイエの円盤の探し続けた…そして、バルディス魔導王国の貴族がルルイエの円盤3を持っていることを知った。俺は、バルディス魔導王国の王都に着いた時には、邪神イオドと邪神バグ=シャースの戦いが終わった、後だった
「剣聖を殺したかったけど…仕方ない…ルルイエの円盤を探そう」
俺は、ルルイエの円盤を探した…でも、何も見つからなかった
「クソォォォ! 何も見つからなかった…あぁぁぁぁぁ! ムカつくなぁ!」
ルルイエの円盤を見つけられなかった、俺は、ムカついていた。そして、一人の剣士を見つけた
「人間だ…ぶっ殺して…テンションを上げるとしよう」
俺は、剣士に襲いかかった
「死ねェェェェ! 剣士!」
「え…止めないと」
俺は、一瞬で剣士に近づいた。そして、爪で剣士の目を攻撃した
「目…失明したな」
俺が剣士を見るために振り返った。そして、剣士の背中を狙いを定めると俺は、剣士に近づいた
「次は…背中だぁ!」
俺は、爪で剣士の背中を攻撃した。でも、剣士は、背後に居る、俺の爪を剣で止めた
「チッ…俺の爪を…止めやがってぇ!」
「毛むくじゃらの人…なんで、怒ってるの!?」
「毛むくじゃら…俺は、魔神ヌギルトゥルだぁ!」
俺は、爪で剣士に猛攻撃した。剣士は、俺の爪の攻撃を8割ほど防いでいるが徐々に剣士の体に俺の爪で傷が出来た
「防いでるだけじゃあ…俺に勝てないぞ!?」
剣士は、俺の爪を防ぐので精一杯だ…だから、足が隙だらけだ
俺は、剣士の左足に蹴りを入れた。剣士の左足から骨が折れる、音が聞こえた
「はい! 剣士の負けだぁ!」
俺は、剣士の息の根を止めるために飛びかかった
「流石に…逃げよう」
剣士は飛びかかった、俺の右目に剣を刺した
「俺の…目がぁぁぁ!」
俺が右目を押さえてる間に剣士は、俺の前から居なくなった
俺の右目に剣を刺した、剣士が居なくなって、3日たった
「クソがぁ! 右目は、治ったけど…まだ、痛いなぁ!」
俺は、ムカつきながら荒れ果てた、バルディス魔導王国の王都を歩いてると女を見つけた
「一般人か? 機嫌が悪いし…死ぬまで痛めつけよう」