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インスマス・シャルスト  作者: ヤイヤイ
インスマス編
20/33

避難所暮らし①

獣人が地下収納庫を開けると階段が広がっていた。そして、ロール・フロートを背負った、俺は、獣人と階段を降り出した


「此処は…なんだ?」


「此処は、大昔に迷宮の創設者=アイホートに作られた、地下迷宮ミャー」

 

「なんで…俺たちは、アイホートに作られた、迷宮に来てるんだ?」


「この迷宮を避難所にしてるから来てるミャー」


地上には、魔神とアブホースの分体が居るから迷宮に避難してるのか?


迷宮の階段を降りと洞窟の様な道が広がっていた


ロール・フロートを背負った、俺は、獣人に案内されて、迷宮を歩いてると大量の人が居る、迷宮の部屋を通り過ぎた


「さっきのは…避難して来た、この国の人間か?」


「そうミャー…邪神イオドと邪神バク=シャースの戦いから避難して来た…この国の人間ミャーよ」


邪神イオドと邪神バク=シャース?…魔神ヌギルトゥルやアブホースじゃなくて


「魔神ヌギルトゥルやアブホースから避難して来たんじゃなくて…邪神イオドと邪神バク=シャース?」


「もしかして…バルディス魔導王国がこうなった、理由を知らないミャー?」


「知らない」


「とりあえず…治療室に着いたら教えるミャーよ」


女の猫の獣人に案内されると怪我人が大量に居る。迷宮の部屋に着いた


「此処に女を寝かしてくれミャー」


「分かった」


シャルストは、ロール・フロートを部屋に敷かれた、布の上に置いた


「じゃあ、傷を縫うミャーよ」


獣人が針と糸を出すとロール・フロートの傷を縫い始めた


「女の傷は、大丈夫ミャーね…次は、お前の背中の傷を縫うミャーよ」


獣人が俺の魔神ヌギルトゥルに付けられた、傷を縫い始めた


「背中の傷は、深かったけど…縫い終わったミャー」


「じゃあ、バルディス魔導王国が荒れ果てた、原因を教えてくれ」


「今から真面目な話をするね」


真面目な話しをする時は、ミャーが付かないのか…


「まず、輝ける追跡者=邪神イオドがバルディス魔導王国の研究施設から現れた。そして、邪神イオドが王族と研究員の殺戮を始めた…理由は、知らないけど生贄を求める闇=バク=シャースがバルディス魔導王国の王都を燃やし始めた…そして、邪神イオドと邪神バク=シャースの戦いが始まった…邪神イオドと邪神バク=シャースの戦いを止めるために剣聖が戦いに横槍を入れた…その結果、剣聖は、死んだけど邪神イオドと邪神バク=シャースは、姿を消したミャー」


なるほど…ん?…魔神ヌギルトゥルやアブホースは、国が荒れたのには、関係がないのか?


「魔神ヌギルトゥルやアブホースは、国が荒れたのには、関係ないのか?」


「魔神とアブホースは、邪神イオドと邪神バク=シャースが消えた後に現れたミャーよ」


なるほど…敵は、魔神ヌギルトゥルとアブホースだけか…とりあえず、アブホースを殺すために液体崩し《アブホース》の剣技を出来るようになろう


「この迷宮に液体崩し《アブホース》の剣技をつかえる、人間は、居るか?」


「え…お前…その傷で魔神やアブホースと戦う気でいるミャー?」


「いや…俺には、アブホースを殺す手段がない…だから、液体崩し《アブホース》の剣技を教わるだけだ」


「なるほど…なら、1人だけ居るミャー」


「なら、案内してくれ」


獣人に案内されると剣の素振りをしてる、男が居た


「アルク」


「ミャルル…どうしたの?」


「アルクにお客様ミャー」


剣の素振りをしていた、男がシャルストに近づいて来た


「なにか…僕にあるんですか?」


「頼みがあります。俺に液体崩し《アブホース》の剣技を教えてください」


「教えても良いですけど。その前に一本どうですか?」


「一本って…剣の?」


「はい…腰に剣があるので君も剣士ですよね?」

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