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インスマス・シャルスト  作者: ヤイヤイ
インスマス編
18/29

アブホース

「そろそろ…バルディス魔導王国の王都に着くぞ」


「船が壊れて…泳ぐことになって…大変でしたけど到着ですね」


シャルストとロール・フロートは、バルディス魔導王国の城壁の門の前に立っていた


この城壁を越えれば、すぐにバルディス魔導王国に着くけど…城壁の門が閉まってる。俺だけなら登って、城壁を越えられるけど…ロール・フロートは、筋力的に登れないよなぁ


「シャルストさん、城壁の門が開いてませんけど…どうします?」


どうしようかな?…城壁に穴を開けるには、数時間は、掛かりそうだし…どうしよう?


「シャルストさん、見てください」


シャルストがロール・フロートが指を刺した方を見ると城壁に扉があった


「この扉から城壁の中に入れるんじゃないですか?」


シャルストとロール・フロートは、城壁の扉に近づいた。そして、シャルストは、城壁の扉を開けようとした


あれ…開かないなぁ?


「シャルストさん…扉、開かないんですか?」


「うん…離れてろ」


シャルストの言葉でロール・フロートは、城壁の扉から離れるとシャルストは、右手で剣を抜いた


開かないなら…壊すしかないよな


シャルストは、剣で城壁の扉を破壊した


「これで、城壁の中に入れますね」


シャルストとロール・フロートは、城壁の扉からバルディス魔導王国の中に入った


なるほど…だから…城壁が閉まってたのか


「だから…バルディス魔導王国の通信が…なかったんですね」


シャルストとロール・フロートは、荒れ果てた、バルディス魔導王国を見た


「バルディス魔導王国までは、着いたけど…どうするんだ?」


「私は、海上調査隊の最後の仕事で…バルディス魔導王国がこうなった、原因を海上都市に報告しないといけません。なので、私は、バルディス魔導王国が荒れ果てた、原因を探します。シャルストさん…また、お願いをしても良いですか?」


「内容次第なら」


「バルディス魔導王国が荒れ果てた、原因を探してください」


バルディス魔導王国の荒れ果てた、原因を見つけるか…ロール・フロートには…恩がある


「分かった…原因を探してみる」


「ありがとうございます。じゃあ、別れて、原因を探してみましょう」


シャルストとロール・フロートは、別れて、バルディス魔導王国が荒れ果てた、原因を探した


「これは…斬撃か?…そして、この建物は…燃え尽きてる?」


シャルストが燃え尽きた、建物の一部を手で拾い上げると建物の一部は、形が崩れた


「邪神…が原因か?」


シャルストが荒れ果てた、バルディス魔導王国を歩いていた


荒れ果てた、原因が…邪神くらいしか…思いつかない


「でも、原因の邪神が分からないんだよなぁ…炎の邪神だと…炎の隻眼=邪神ファロール?…いや、邪神ファロールは、討伐されたはずだ。じゃあ、炎の精を従える者=クトゥグアか?」


シャルストが原因の邪神を考えながら歩いていると液体の動く、音が聞こえてきた


なんだ?…液体の音か?


シャルストは、右手で剣を抜いて、警戒した


液体の邪神は、知らない…でも、古の魔物に液体の魔物が居た…はずだ


シャルストが警戒してると銀色の液体が移動していた


「……アブ…ホース」


古の魔物…アブホース…ガズバーン帝国の洞窟に居るはずの魔物だ…いや、アブホースの分体か?


シャルストは、アブホースに近づいた。そして、シャルストは、剣をアブホースの液体に刺した


アブホースに…すぐに殺すとしよう


アブホースの液体がトゲのような形になった


これは…勝てないなぁ


シャルストがアブホースの液体から剣を抜くとシャルストは、アブホースから逃げ出した


液体の崩し《アブホース》の剣技…やっぱり、液体崩しの剣技が使えないとアブホースは、殺せないか…でも、殺意を持ってない、奴を攻撃しないのは、本当だったのか


シャルストが逃げてると血の匂いがして、立ち止まった


血の匂いだ…しかも、さっきまでは…なかった方向からだ。ロール・フロートが心配だ


シャルストが血の匂いがする、方向に向かった


血の匂いが強くなった


シャルストが血の匂いがする、方向に着くと血を出して、建物に寄りかかった、ロール・フロートが居た


「生きてるか!?」


シャルストは、寄りかかった、ロール・フロートに近づいた


「インスマスが女を犯しに来たぞ…子孫繁栄のことしか考えてない…深き者よ」

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