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インスマス・シャルスト  作者: ヤイヤイ
インスマス編
17/29

バルディス魔導王国を目指して

「う…」


「船酔いか?…吐くなら海で吐けよ」


「シャルストさんは…こんなに…揺れてるのに…平気なんですね」


「うん…船は、よく乗るから」


「なるほど…経験…で…平気…」


操縦室の中に居る、シャルストとロール・フロートが話してると船の揺れが増した


「シャルストさん…揺れが…増しました」


「多分…海獣が出たか…」


「海獣って…邪神グルーンから生まれた…グルーン海に住む…魔物じゃない…ですか」


「うん…ちょっと、海獣…殺してくる」


「シャルストさん…船の操縦は…どうするんですか?」


「3分で終わらせる…だから、安心しろ」


シャルストが操縦室を出ると海に飛び込んだ


「海獣は…10体か…」


左腕は、折れてる。足は…治ってるから泳ぐのは、問題なく…行けるな


シャルストは、右手で剣を抜いた


「どの海獣から…殺すか」


シャルストが海の中で考えてると1匹の海獣がシャルストを食べるために口を開いて、近づいてきた


「まずは…お前から…だ」


シャルストは、口を開いた、海獣の頭の上まで一瞬で泳いだ


「水中の俺は…数倍は、強いぞ」


シャルストは、海獣の頭を裂いた


「水中なら…片腕でも…地上の万全の状態よりも…強いなぁ」


シャルストは、海獣を殺し尽くした


「水中は…地上よりも動きやすい」


シャルストは、水中から出て、船に乗った


「船の操縦に戻るか」


シャルストが船の操縦室の扉を開けると嘔吐をした、ロール・フロートが膝をついていた


嘔吐…しちゃったか


「シャルストさん…見ないで…ください」


シャルストは、ロール・フロートの背中をさすった


「もう全部、吐け…そっちの方が楽になる」


ロール・フロートが嘔吐し終わるとシャルストは、ロール・フロートの嘔吐の掃除をした


「シャルストさん…私を嫌いに…なりました?」


「え…急にどうした?」


「嘔吐をした…人なんかと…関わりたくないですよね」


「あのなぁ…嘔吐くらいでお前を嫌いになるかよ」


「そうですか…でも、私の嘔吐物を掃除させて…しまって…ごめんなさい」


「お前さぁ…嘔吐くらいで謝るな…嘔吐くらい…皆んなする」


「でも…私は、シャルストさんに…助けてもらって…ばっかりです」


「いやいや…お前が俺の治療費を出してくれたおかげで…俺は、海獣と戦えるくらいには、回復した。だから、俺は、お前を助けてるんだ」


「いいえ…私は、当たり前のことをしてる…だけです」


「じゃあ、俺も当たり前のことをしてるだけだ」


「ア…ハハ…ありがとうございます」


ロール・フロートは、意識を失った


「船酔いで…意識を失った…本当に辛かったんだな」


シャルストは、船の運転を続けてると船が動かなくなった


「あ?…さっきまでは、動いたぞ」


シャルストが船が動かなくなった、原因を知るために動力の確認した


多分、動力に問題が出た。この船は、動力、以外は、一般的な船と同じだ。だから、船が止まる、原因は…動力しかない


「シ・ャ・ル・ス・トさん」


船が止まって、体調の良くなった、ロール・フロートがシャルストの近くに来た


「体調が良くなったのか?」


「そうです。船が止まったので完璧に体調は、良くなりました」


船は、動かないけどロール・フロートは、体調は、良くなったし…ここからは、泳いで陸を目指した方が早いかもな


「船を直せないから…陸まで泳ぐぞ」


「え…私…泳ぐのは、得意じゃないんですけど」



「人間が…魔神である。俺に勝てると思ってるのか!?」


剣士が狼男の爪の攻撃を防いでいた


「国の王都は、邪神バグ=シャースと邪神イオドの戦いでボロボロ。さらに邪神イオドによって、国の王族は、全滅。そして、邪神バグ=シャースと邪神イオドの戦いを止めるために割って入った、剣聖は、死んだ!。諦めて、俺に殺されろ!」


「僕は…師匠が残した…この国を守る。だから、僕は、師匠の剣で…君を倒す」


「貴様ら人間が…魔神である、俺を倒すって…俺、1人に苦戦してる人間が…調子になるなよ!」



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