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アポカリプス ~ 神道界と魔法界の戦い ~  作者: 千代田 昌子
第1章 小学校編
37/54

短話 富田夏樹の独り言

私が二度目の飲み物の準備をし終えて、それを配膳しようとしたとき、利律子さんは両手を上げて立ち上がり、その顔がいきなり光始めたのよ!


あれはいったい何?こんなことがあるなんてどういうこと?まだ私、細かい説明受けてないんだけど!


私って単なるお世話係とSPなんじゃないの?なんだか怖いんだけど・・・!あの時、動揺しているのを隠すので精一杯だったわよ!心の中で愚痴を言うのが精いっぱいだわ・・・。


美形が多くてウキウキしていたら、こんな事よね・・・。



挿絵(By みてみん)



私の頭の中を、あの時に聞こえて来た声が何度もこだましていた。あれは、一体何だったの?


「お宮に想いを馳せ、その地から、渦潮へ向かってください。」


「渦潮の下に・・。そこに、あなたがイザナミに奪われた剣が眠っています。それが、地上に再び現れる時が来たようです。」


・・・・って、何のこと?


確か、壇ノ浦の戦いで関門海峡辺りに、草薙の剣が沈められたと史実にもあるけれど、そのことなの?


草薙の剣って、イザナギの息子、スサノオがヤマタノオロチを退治して、その尾から出て来た草薙の剣をスサノオが天照大御神に献上したものよね。


あれは今、熱田神宮に本体が、形代が皇居の「剣璽の間」(けんじのま)に安置されているんじゃないの?


「ーーーーー。あなたがイザナミに奪われた剣ってどういう意味?」


私は今迄、ある程度仕事は完璧にこなしてきた。顔がこんなふうだから、いつもクールで冷静沈着に取られがちだけど・・・。


今更だけど、あれもこれも、心霊現象とかよね?私、幽霊とか一番苦手なんだけど!夕べも本当は怖くて部屋の電気とテレビ消せなかったんだけど!!


私は日汗が出て来た。


「富田。ランチはルームサービスにするからメニューを選んでくれ!」そう柳さんが私を呼んだ。


「はいっ!承知いたしました!」


私は冷静さを取り繕い、メモ帳をとペンを持って、リビングに戻って行った。



富田夏樹と言う人は、顔立ちは強くてクールで美人すが、中身はおきゃんな性格です。

顔立ちは、女優の菜々緒さんをイメージしています。

時々、可愛い富田夏樹を書こうと思います。


では次話こそ、「ニコライ2世とタルタリアの国」です。

是非、楽しみにしていてください。

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