第2話 新たなる旅路
久々の投稿です。
良かったら、見てってね。
俺は、ゴンドメのいる街をあとにして隣の街へ向かうことにした。道中、歩いているとこん棒をもった人のような鬼のようなやつがこちらへ向かってくる。俺の予想としてはゴブリンといったところであろう。すぐさま、杖を持ち教えてもらった呪文を使った。
-3秒後-
ゴブリンは、動かなくなった。もちろん俺の呪文の威力が強すぎるからだった。「こういうのは、ゲームだと基本なんかドロップするんだけどなぁ。なんも出てきやしないか。ま、とりあえずゴブリンのこん棒貰って隣町で売るかぁ。」
そして倒れてるゴブリンからサッとこん棒をくすねて行こうとしたら、なんとこん棒がとてもじゃないが重たい。俺の力じゃ持ち上がらなかった。でもどうしても戦利品が欲しいので引きづりながらこん棒を隣町へ持っていくことにした。
-3時間後-
色んなモンスターに遭遇したが、全て避けて隣町へ大急ぎで来た。相変わらずみんな箒にまたがって生活をしている。呪文の練習をしている子供達。俺の世界とは、やっぱ違って現実なんだなと改めて実感した。もちろん俺も呪文が使えている時点でおかしい話である。
とりあえず、武器屋で引きづってきたこん棒を売ることにした。案外丈夫でそこまで傷もつかなかった。いくらになるか武器屋の商人に引渡したら、商人は腰を抜かしていた。
「こ、このこん棒…並大抵のライセンス持ちでも勝てないゴブリンキングの大こん棒じゃないか。それにこんなものを、持ってきたやつなんて今まで見たことない。それをひょろっとしたお前がなぜ持っているんだ?まさか…」。と口を震わせながら武器屋の商人が言った。
「ああ、もちろん俺が一瞬で倒した。そんなに珍しいものなのか?まあいいとにかく、売らせてくれ」。と商人に真顔で言った。
商人は、それを聞きビクビクしながら15万デイザーをくれた。ゴンドメがくれた金より大金が手に入ったので、その場で大喜びをした俺だったが、武器屋の商人は、魂の抜けたような顔で唖然としていた。
そして、夕方になり飯を市場に買いに行こうと向かっている途中、路地で怪しい3人組がコソコソと話をしていて、見た目は魔導使いのような不気味な格好をしていた。近づいてコッソリ聞いてみると…。
「おい、この街の爆破計画は進んでるか?井戸の水を全て抜く呪文を使って水を抜き代わりに大量の石油をいれておきそこへ我らが火の呪文を使って大炎上その後、あらゆる呪文を使って大爆発をさせるんだ。わかってるな?決行は明日だ。確認できたな?すぐに取りかかれ」というテロの内容を聞いた。この街明日で、全てが消えるのか…。止めないといけないだろうが、果たして俺にできる内容なのか?相手は3人、1人は男とわかったがあとは分からない。情報もいきなりすぎて頭が回らない。とりあえず作戦計画だ!」と、泊まる宿を探しながら1人でブツブツ呟いていた。
今回も頑張ったぁ!!!
次回をお楽しみに♡