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本日は学園主催の夜会です。

去年、リオネル様の婚約者として参加した時は色々な事があって疲れてしまったから今回は楽しめると良いな。


数日前にリオネル様から贈られてきたドレスに合わせてエマが丁寧に髪を結い上げてくれた。


最後の仕上げにリオネル様が選んでくれた香水を首筋にひと吹きするとお花の香りがふわりと鼻をくすぐる。



「お嬢様、リオネル様が到着されました」


急いでリオネル様の元へ向かうと正装したリオネル様が待っていた。


正装した姿は年に数回しか見られないのでとても貴重で思わずじっと見つめてしまう。


「レティシアとても似合っているよ」


「リオネル様も王子様みたいで素敵です」


正装したリオネル様は王子様にしか見えない。


「前にも同じ事を言っていたけど君は王子が好きなのか?」


え?前にも言ったの?

恥ずかしい。


「レティシア?どうなの?」


リオネル様が少し強めに聞いてくる。


「リオネル様の正装が…王子様にしか見えなくて…」


恥ずかしい…。


「王子様が好きなのでは無くて、正装したリオネル様が…好きなのです」


私のとんでもない告白に リオネル様の顔が、みるみる赤くなっていく。


私は真っ赤な顔をしたリオネル様に手を引かれて馬車に乗り込んだ。


リオネル様は、そわそわしていて私まで恥ずかしくなってしまう。


「レティシアは…その…俺の正装が好きなの…?」


頷くとリオネル様は、また赤くなった。


「今日は、あまり触れてくれないのですね?」


いつもは、もっと触れてくれるのに今日のリオネル様は私のとんでもない告白のせいで少しおかしくなっている。


でもたまにしかない正装したリオネル様といちゃいちゃできる貴重な時間を無駄にするわけにはいかない。


リオネル様は私を抱き寄せるとキスの雨を降らせた。

誤字報告ありがとうございました。

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