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59.side リオネル 3

「剣術を学んだのは魔力が使えなくなってもレティシアを守れるように、ダンスが上手くなったのはレティシアが一緒に練習をしようと言ったから……」


「リオネルその辺にしとけ彼女はもう……」


まだまだ続けようとしていたら殿下から止めが入った。


カリーナ嬢はもう…正気を失っている。


『黒い呪い』が禁術とされている一番の理由が精神に異常をきたすから…。


魔力を封じられた彼女に一気に皺寄せが来ても可笑しくない。


ブツブツと何かを呟きながら視線をさ迷わせるカリーナ嬢を公爵は青い顔で震えながら見つめていた。


「公爵、カリーナ嬢は連行させてもらうよ。決めるのは父上だが、たぶん一生地下牢かそれに近い修道院から出て来れないだろう……」


殿下の言葉に公爵は言葉を失いただただ青ざめているだけだった。


カリーナ嬢は騎士団に拘束されても騒ぐ事も無くふらふらと連れて行かれた。




その後、カリーナ嬢は公爵家から勘当されたと聞いたが同情はしなかった。







「術者の行方は?」


「まだ何も掴めていない…」


国を上げて捜索しても見つからないのだからもしかしたらもう国外に出ているのかもしれない。


「クリスの話では術者は呪いの対象が誰なのか知らない様子だったらしい…」


だからと言ってレティシアの安全が保証された訳ではない。


苛立ちを押さえられずにいると殿下が口を開いた。


「カリーナ嬢を辺境の修道院に移すことになった…」


辺境の修道院。

一度入ると出られないと聞く。


「来週、極秘に搬送する。リオネルも立ち合うかい?」


「ええ最後までお付き合いします」




カリーナ嬢の搬送の日、何故かその場にレティシアも居た。

誤字報告ありがとうございます。


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