表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/254

39

リオネル様の腕から離れると周囲の視線が私に突き刺さる。

夜会でも思ったけどリオネル様は女生徒にとても人気がある。

今もリオネル様に不釣り合いな婚約者だと思われているのかと思うと胸がきゅっと痛くなる。


私を見ていた令嬢達が、さっと道を作ったので何事かと顔を上げると王太子殿下が、こちらに向かって歩いて来ていた。


あ、ヒロインは?

辺りを見渡してもヒロインらしき人物は居ない。

もしかして私、ヒロインと殿下の出会いイベントを潰してしまった?


「騒がしいと思ったらリオネルとレティシア嬢が居たんだね」


ニコニコしている殿下の後ろには見覚えのある人物が居た。『乙女ゲーム』のオープニングで出てきた宰相の息子。

殿下はリオネル様と少し話して「じゃあ」と去っていった。

宰相の息子はリオネル様と私に軽く会釈をして殿下の後を追った。


もう一度、辺りを見渡すけどストロベリーブロンドの髪は見当たらない。

見間違いだったのかな?


「レティシア、教室まで送るよ」


エスコートされて普通科の教室に入るとリオネル様は「帰りに迎えに来るよ」と私の額にキスをした。

教室中の視線が私に降り注ぐ中、リオネル様は御自分の教室へ向かった。


何だか凄く見られている気がする。

いきなり額にキスをされたら見てしまう気持ちも分かるけど恥ずかしい。

自分の席に座り気持ちを落ち着かせているとストロベリーブロンドの髪をした可愛らしい令嬢が教室へ入ってきた。


ヒロイン?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ