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リオネル様とソファーで魔法石を眺めているとお店のドアが開いて若い男の人が入ってきた。


「ただいまー」


「帰って来て早々で悪いが加工してくれないか?」


「えー自己紹介もまだなのにー?」


何だか軽いわね、この人。


「同じ魔法科のダニエル・デュラン。こちらは俺の婚約者のレティシア・ランベール嬢」


「初めましてレティシア・ランベールでございます」


「初めましてダニエルだよ。いやーランベール家の双子は可愛いって聞いてたけど噂以上に可愛いね」


ぐいぐい来るデュラン様に呆気に取られてるとリオネル様が私の腰に手を回してさっと抱き寄せた。


「あんまり近づくな」


「はいはーい、じゃー加工しますか。レティシアちゃんは好きに宝石を見てて良いよー。欲しいのがあったらリオネルが買ってくれるからねー」


「レティシア、少し待ってて」


リオネル様はデュラン様と奥の部屋に消えて行った。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「リオネルお前、この石にいくつ付与した?」


「思い付く限りしたから覚えてないな…」


「お前の溺愛っぷりも噂以上だな。この石は国宝級だぞ」

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