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リオネル様が剣の鍛練を始められたらしいので私は見学をさせてもらう事にした。

剣を握るリオネル様は、とてもカッコ良いだろうと想像していたらエマに「何か嬉しい事でもあったんですか?」と聞かれた。


「リオネル様の事を考えていただけよ?」


「ふふふ、お嬢様は本当にリオネル様の事がお好きなのですね」


え?

私がリオネル様の事を好き?

いやいや…そんな、リオネル様は、ただの婚約者で…

私はモブで…


自分の顔が赤くなるのが分かる。


私は…リオネル様が好き。

自覚すると急に恥ずかしくなる。


どんな顔してリオネル様に逢えば良いの?



ルグラン邸へ向かう馬車の中でもソワソワしてしまって落ち着かなかった。



着くと執事が出迎えてくれて中庭に案内してくれた。

中庭ではリオネル様が剣を習っていた。


はぁぁカッコいい!!

リオネル様、王子様みたい!!

私の視線に気付いたのかリオネル様がチラッとこちらを見た時、私の心臓が大きく跳ねた。

ドキドキする胸を押さえていると休憩をするようでリオネル様は私の方へ小走りで近付いて来た。


「レティシアいらっしゃい」


「リオネル様、お招きありがとうございます」


「レティシアには、もっとカッコイイ所を見せる予定だったのにな…」


「充分、カッコ良かったです!!」


思わず心の声が出てしまった。

あわわわわ

な、何か別の話題を…


「リオネル様は魔力が多くてとてもお強いのに、どうして剣術も学ばれているのですか?」


「身体を鍛える目的もあるんだけど、一番の理由は魔力が使えなくてもレティシアを守れるようにだよ」


リオネル様の真っ直ぐな瞳に私の心臓はさらに大きく跳ねた。


「リオネル様……」


「あ、もう休憩が終わるみたいだから、レティシアは、ゆっくり見学していってね」


走って戻っていくリオネル様の背中を見送りながら私は鳴り止まない胸を押さえた。

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