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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ねむり姫(百合)

作者: しん

初投稿です。

  人の気配がしない放課後の教室にすやすやと気持ち良さそうに眠る少女がいた。そこへ、足音を立てながら幼馴染の春香が入ってきた。


「朱音ーおまた…せって、また寝てるよ……。」


春香は寝ている朱音に対して呆れた様子で近づき、起こすために声をかけた。


「おーい朱音ー、起きてー帰るよ〜。」

「すぅ、すぅ……………むにゃむにゃ…………。」


春香は朱音の体を揺すったり、肩を叩いたりしたが今回は眠りが深いのか中々起きない。


「こうなったら、最終手段!!朱音ー?起きないと朱音の可愛い唇にキスするよ〜?」


春香は朱音の耳元でそう話しかけてみる。


「・・・・・・・。」


しかし、朱音は微動だにしなかった。

それを見た春香は、先程と同じ様に耳元で囁いた。


「本当に………しちゃうから……。」


春香は頬を赤らめながら、顔を近づけ目を瞑ってからそっと口付けをした。


「んっ……………甘い♪」


十秒にも満たないキスをして、顔を遠ざけると顔を赤らめた朱音が目を開けていた。


「おっ、おは……よう///」

「おはよう///朱音。さっ、帰るわよ?」


朱音が起きたので春香は帰る準備をして、教室を出ようとした時、朱音に腕を掴まれて………。


「春香…………足りないよ?さっきの……続き……もっとシテ?///」


首を傾げながら、要求してきた朱音の行動に春香は動きを止めてしまった。


「ふふっ♪してくれないんだから、私から行くね?///」


朱音は小悪魔の様に笑いながら、ゆっくりと春香に近づいていく。そして、そのまま春香の唇に自らの唇を重ね合わせた。


「んっ///………ちゅっ………はむっ…………♪♪」

「んんっ!?………んっ//……んむっ………///」


朱音は口の中に舌を入れると、一直線に春香の舌に辿り着かせ互いを確かめ合うように絡ませあった。


「「ぷはっ///…………はぁ………はぁ………///」」


二人は共に顔を見合わせ、喜びを分かち合うように抱きしめあっていた。


そして、互いに満足した二人は入り口の前に落としていた荷物を拾い、恋人つなぎをして笑いあいながら学校を後にしていった。






そして、()()()()()()()()()()()()()から二人の声が聞こえてきた。









……………………「「もう、離さないから♪♪」」

以上で終わりです。物語の最後には驚いたでしょうか?とても気になります。

質問があれば受け付けます。ただし、すぐに返信出来るかどうかは分からないのでご了承ください。

書いて欲しいシチュエーションがあれば教えてください。(ネタ切れのため)

それでは、またどこかで。

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